- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433907
感想・レビュー・書評
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人を祈らば穴二つ。
おりきさんに負けず劣らず幾千代姐さんカッコいい!
それにしてもお武家社会はなんと堅苦しく生きにくい世界なのかと思う。
それならば貧しくても商人の方が私もぜんぜんいいな。 -
家事で焼失した茶屋を立て替えることに。
その間、他の店で働く従業員たち。
おまきは、舞の練習をしているおさんを見てびっくり。又市の死、かわりに働くことになった弟又三、息子陸郎のところで過ごしていたおさわ、巳之吉の師匠の死、如月鬼一郎のその後を伝える妹倫江。
鬼一郎には、生きてまた帰って来て欲しいと思う。 -
11月12日~16日
立場茶屋「おりき」の茶立女・おまきは、夜更けの堤防で、月影を受け、扇を手に地唄舞を舞っている若い女を見かけた。それは、幾千代の元で、芸者見習い中のおさんであった。一方、おりきは、幾千代から、茶屋の追廻をしていた又市が、人相の悪い男たちに連れられていたという話を聞き、亀蔵親分とともに駆けつけるが…。茶屋再建に奔走するおりきと、品川宿の人々の義理と人情を描ききる、連作時代小説シリーズ、第四弾。 -
おりき・・・立場茶屋シリーズ第4弾!
茶屋にも火事だとか鬼一郎失踪(実は自害)
だとか、かずかずの登場人物におきた出来事
が群発しますが、おりきの心意気でみんなが
幸せな居場所を得る
女主人の成長譚ではないが、時々のお導き
もあったりして読み応えあるシリーズですよ! -
自分で自分の人生を選べなかった時代だから、こうやって切り開くことができた人はほんの一握りだろう。
親に酒代の為に売られかけた漁師の娘が、助け舟をもらいながらも「わたし本当は芸者になりたい」と言いきる勇気と情熱がすごい。
>人を祈らば穴二つ。
「呪わば」ではなく「祈らば」。
すごくいい言葉ですね。
※※...
>人を祈らば穴二つ。
「呪わば」ではなく「祈らば」。
すごくいい言葉ですね。
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mao2catさんのレビューを読ませていただいて
面白そうだなと思った『仏果を得ず』。
さっそく買いに行ったのですが、わたしが行った本屋さんには
置いていませんでした。残念(T-T)
『あやつられ文楽鑑賞』はあったのでそちらを買ってきました。
読むのが楽しみです(*´∇`*)
また他のレビューも参考にさせてくださいね♪
今この立場茶屋おりきシリーズにハマってます。
『仏果を得ず』なかったですか?残念。
『あや...
今この立場茶屋おりきシリーズにハマってます。
『仏果を得ず』なかったですか?残念。
『あやつられ文楽鑑賞』を先に読むのもいいですね!
しをんさんの取材力もさることながら、ミーハーっぷり、つっこみどころに笑えますよ。
こちらこそ九月猫さんのレビュー参考にさせてもらってます!