銀のなえし―鎌倉河岸捕物控〈8の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
- 角川春樹事務所 (2009年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758433945
感想・レビュー・書評
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2022年11月23日
いい感じ。
政次としほ、もうちょい甘いといいのに。
江戸は寒かったんだね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
政次君がどんどん成長している。
松坂屋で培った品格に加え、剣の腕も、事件の見立ても、度胸も身につけてゆくので、立派な親分になりそうです。
でもそれに僻まなくなり、若親分と立てる亮吉も偉いと思います。せめてしほちゃんぐらいは亮吉か彦四郎と一緒になって欲しいけど、既定路線なんだろうな。 -
2015/12読了。
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政次をはじめとする4人の成長っぷりが見れてよかったです。ただ事件は過去7冊と比べるとマンネリというか小粒というか。あくまで過去7冊と比べてで、おもしろくはあるのですが。
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初売りの荷を取り返した政次若親分(前巻で正式に跡取りを名乗り若親分になっていた)に、十手替わりの銀のなえし(棒状の武器)がお礼として与えられて、これで金銀打ち揃って華になるねえという巻。頭もいいしカンも働き、骨身は惜しまず肝も据わって、剣の腕はめきめき上達し、しかも言葉使いは丁寧で腰が低いというなかなかイイ感じのキャラいなりつつある政次若親分vv もうひとつの賜り物金銀びらびら簪(!)をしほちゃんにあげてプロポーズvvまで頑張っちゃう。