パズルの軌跡: 穂瑞沙羅華の課外活動 (ハルキ文庫 き 5-4)
- 角川春樹事務所 (2009年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758434362
感想・レビュー・書評
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「神様のパズル」に続編があると知っていましたか?
「神様のパズル」ではSpring8、そしてこの「パズルの軌跡」ではスーパーコンピュータがモデルとなっているように思います。
私の通う大学のすぐ横にはそのSpring8があるのです。大学院生になれば実際に操作することもあります。Spring8を知らない人はあまり多くないようですが、実は我が校が誇る、そして日本が誇る施設なのです。
そしてスーパーコンピュータもその近くに大学院があり、関係ないとは言い切れません。
想像してください。自分と少なからず関係のあるものがモデルとなり、小説となり、またその小説が面白いとなると、とにかく誰かにこのことを自慢したくなりませんか?
「私この“むげん”と“Qコン”のモデル知ってるで!中にも入ったことあんねんで!」と。
だから私は今こうしてレビューを書いています。皆さんに自慢するためです。
ああ、どうか私に物理を教えて下さい。
この本を読む時ほど物理を知りたい、物理を専攻すれば良かったと思うときはありません。 -
神様のパズルの続編。前作を読んだのが7年前ということで、かなり忘れているけど理系的センスの中で色々発見もあり、面白かったことは覚えてる。今作はかなり大きな話ではあるけど、それでも続編らしく楽しめました。
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主人公コンビの続きがありそうで、楽しみ。
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髪様のパズル続編/ 前作ほどサイエンスしていないがなかなか楽しめた/ しかしこんなにも退屈な文章だっただろうか/ 後半など説明文のような文章にうんざりした/ 見所は最後の方のデレ/ 砂浜でのハグと裸を想像するのか、だね
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『神様のパズル』続編、背表紙解説に量子コンピューターを開発した・・・とあったので前作同様、それについての科学的知識を楽しみにしていたのだが期待は裏切られる。ライトノベルな展開は否定しないが、だとしたら沙羅華はツン過ぎはしないだろうか、デレ不足は否めない。
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よくある主人公=凡人代表で筆記者。友人(ヒロイン)=天才で探偵役。みたいな話なんだけど…
シリーズものみたいで、前作読んでないせいか、何の役にも立たない主人公がなんでこんなに偉そうなのかがわからない。
助けられたのは自分なのに助けてやっただの、勝手に追いかけてきておいて連れ戻しに来てやっただの、へ? ってのが多々。
自己中な上に変態要素まで入っていて、まったく応援する気になれない珍しいキャラだった。
続きはいいかなー。話は面白いけど。 -
西海岸
脳科学
マーラー交響曲第2番第4楽章 -
前作の壮大さに比べてしょぼい
インナースペースに向かったのが失敗かな
普通の小説になっちゃった
作中で語られる理論もなぁ~
将に中2設定
前作はそれでもある程度の理論に基づいている演出があったけど、今回はそれもない
「難しい」とか「理解できない」とかって意見に迎合したのか?
なんか、続編もありそうだけど、期待薄 -
おもしろい!
展開が楽しい 読みやすい!
ハッピーエンドの作品を久々によんだので、読み終わって気分爽快です
自分の性格が嫌で生まれ変わりたいと思うことがあっても
ありのままを受け入れてくれる人がいるのだな
いたらいいな と思いました。 -
『神様のパズル』の続編。
「宇宙を作る」がテーマである前作に対し、「自分を変える」をテーマとした今作は、メタフィジックな部分の占める割合が大きくなり、個人的にはあまり楽しめない方向へ発展した。
テーマがテーマだけに、学術的な部分は著者の主観が多分に入っており、「なんじゃそりゃ」的突っ込みどころが満載。
それをカバーするはずのストーリーも、今回は今ひとつ。
さらに宣伝しましょう。
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