警官の紋章 (ハルキ文庫 さ 9-4)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758434751

感想・レビュー・書評

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  • で、テロの結末はスルー?

  • 道警シリーズ三作目。必ず最後に山場のシーンがあるのはお約束らしい。この作品も面白かったが、山場にたどり着く過程が今回は少しだれ気味だったのが残念。登場人物に愛着が湧いてきて、映画を見てみたくなった。

  • 3作目となると、ちょっとキャラに愛着が出てきた。
    ・・・が、まだイマイチわからん。
    小島さん・・・好感度高かったのに、ちょっと下がったわー
    新宮くんは可愛いよね。

  • 道警三部作の一応の完結編。結末からはまだまだ続きそうだが。

    前ニ作を読んでいるのだが、ほぼ忘れており、登場人物になかなか馴染めなかった。

    おはなしとしては、やや予定調和的。
    もっと犯人の行動中心に進めた方が良かったとお思うが、そうすると、作者の意図する警察小説からは離れてしまうか?

    以前の戦争秘話三部作が骨太で、素晴らしい小説であった記憶がある。警官小説の流行も著者によるところが大きいとはおもうが、ややスケールタウンしてる気もする。壮大な小説を読みたい。

  • 段々と、無理がかかってきたと感じる作品。
    一作目の完成度の高さにすがった感じがあり、そろそろ新しい独立してもいいと思う。
    話にハラハラ感が無かったので、読むのも間延びしてしまい、面白さを半減させてしまった

  • そこそこ

    シリーズ2作目より、人物のキャラ性や関係性が濃かった

  • 北海道警察シリーズの第3弾。
    道警史上最悪の一週間で正義を貫いた警察官たちが、洞爺湖サミットを目前に控えるなか、それぞれの任務と使命を尽くす姿を描く。
    どう転がるのか解らない緊張感はあるが、失踪した警官とテロを計画する人物の心情と背景の描写が欠けているのが残念。

  • 3つのチームがひとつの決着にたどり着く、ニヤリとする結末でした。

    しかしなんだ、新宮くんのかわいさはなんなんですか。はっ、これがワンコ系…!

  • 筆者渾身の北海道警察シリーズ第三弾。実際に起きた稲葉事件がモチーフ。前作までに起きた道警の裏金事件とおとり捜査。今回は更に洞爺湖サミットのテロ予告が加わる。一見関係なき事件。だが終盤一気にクライマックスに集約。登場人物に込めた想いは己の正義。まあまあかな。

  • 道警シリーズ第3弾。目次を開くと、プロローグのあと、七日前、三日前、二日前……と、章題でカウントダウン。何が起こるのか!?と、目次だけでワクワクさせてくれる構成。

    「笑う警官」「警察庁から来た男」の登場人物たちが今作でも活躍。洞爺湖サミットの警備団結式に向けてテロを警戒する道警。それと平行して、「笑う警官」の冒頭で佐伯と新宮が扱った事件への捜査、郡司事件から警察組織の腐敗、警察官の失踪……いろいろな思惑が進行し、「その日」に集結する…。

    佐伯も、津久井も、小島も、新宮も、それぞれの正義を貫く姿勢がカッコいい。そして、エピローグのエピソードはどこに続いて行くのか、気になる気になる(笑)。


    でも、これ、前の2冊を読んでいないとちょっと分かりづらいかも。事件と人間関係が複雑に絡まっていて、前の2冊を読んでいる私でも、途中、ちょっと迷子になりました。

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著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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