熱海湯けむり (ハルキ文庫 さ 8-35 時代小説文庫 鎌倉河岸捕物控 18の巻)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435376

感想・レビュー・書評

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  • わたしはしほさんの懐妊で思わず涙しました

  • 2022年12月28日
    湯治先と地元とのダブル捕物。
    ハラハラした。

  • 熱海と江戸に金座裏の親子が分かれて活躍する話。
    確かに通常の事件なら政次の能力で充分ですが、政治と身分が絡んでくると流石に宗五郎の足元にも及ばない。
    その意味では孫が産まれたとしても、なかなか完全に引退はできませんね。

  • 箱根から熱海へ向かった宗五郎一行。
    行く先々でトラブルに巻き込まれるのはご愛嬌。
    でもしっかり落とし前をつけるあたり、さすが九代目です。

    そしてしほの懐妊。
    生まれてくる子が元気なら、どっちでもいいよね。
    でもまぁ、間違いなく男の子だろうな。

  • 金座裏の宗五郎たちが、湯治旅で熱海峠に差し掛った頃、江戸鎌倉河岸では、金座裏十代目政次の許へ、蝋燭問屋・三徳の隠居をめぐる騒ぎが持ち込まれていた。一昨日に出かけた隠居が店に戻らないというのだ。やがて政次、亮吉らの探索で、隠居が謎の女から強請られていたことが判明。さらには、金座裏を狙う刺客が現れ、事件は、意外な様相を見せ始める。一方、宗五郎は、熱海の湯戸屋から強盗事件の真相究明を依頼されるのだが・・・・・。二代の金座裏が再会するとき、鎌倉河岸に新たな風が吹く。大好評書き下ろし時代長篇。

    2月18日~21日

  • まだまだ9代目にはかなわない。

  • 結末は一件落着な話でも、残忍という意味ではなく恐ろしい話が多いですね。亮吉がいいキャラになってきてます。

  • 佐伯作品の中でも、登場人物たちが一際魅力的!

  • 20111010 このシリーズもそろそろ終盤か。形になっているうちに終わらせてもらいたい。

  • 第十八弾
    十代目としての政次に活躍の場が多くなってくるか
    九代目も健在で、手下も成長か

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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