蜘蛛の糸 (280円文庫)

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著者 : 芥川龍之介
  • 角川春樹事務所 (2011年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758435406

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蜘蛛の糸 (280円文庫)の感想・レビュー・書評

  • 昔にも読んだ経験がある短編ですが、改めて読み返すとこんな話だったかな〜というものばかりで、印象もだいぶ変わります。『羅生門』はいつ読んでも怖い。

  • この話だけは8割ほど覚えていた。
    でも、大人になって、また読み直すのもいいもんだ。

    それにしても、お釈迦さま、了見が狭いのではないでしょうか・・・

  • やっぱり少し教訓めいていて読むのを躊躇っていた芥川の短編。でも実際読んでみるとそうでもなく、普通にエンターテインメントとしても楽しめた。どの短編に出てくる主人公も、共感できる人間らしい汚さを持っていて、「芥川すげぇ」と納得した。
    でも「蜜柑」だけは少し彼らしくない作品だなぁと思いつつも、最後にはすかっと読み終えることができて気に入った。

  • いい加減、蜘蛛の糸と羅生門のチョイスをやめてほしい……芥川の短編は、マニアックなものほど良く、味わい深い。もし私がこの二八〇円文庫で芥川をまかされたのであれば、以下の作品をチョイスする。

    1.手巾
    2.ひょっとこ
    3.老年
    4.雛
    5.秋山図
    6.父
    7.好色
    8.竜

  • 初芥川龍之介。読みやすい。今後は順に読んでいく。

  • 確かに日本語は美しい。
    まっさかさまに落ちていくところの動静の描写が見事。

  • ナレーション撮りの練習の定番。今でも週一で音読してる!

  • 学生の頃は全く興味も何もあったもんじゃ無かったのに……今になって国語の教科書がすごく懐かしく、且つ読みたくなってしまったことから手を出してみたこの文庫。こんなに薄~い本なのに、知らず知らずに何日も掛けて読んでしまった(笑) 因みにこの七篇の中で個人的に好きなのは『杜子春』、『羅生門』、『蜘蛛の糸』。作品の世界を通り越して色んな側(たとえば鉄冠子や下人、お釈迦さま)の視点から、読んでる者に対して「人としての大切な気持ち」を気付かせよう…、否、考えてほしいと思い、伝えてるんではないかなぁ…と読んでいて感じた。

  • 彼の著作を学校で何篇か習ったわけだが、当時まだ小説読みではなかったのに、他の作家と比べて印象に残っている。
    (蜘蛛の糸、杜子春、トロッコ、羅生門)
    280円の中古ということで、ものは試しとばかりに買い置きしていた。
    故あって手に取ることに。そして初めて肩肘張らずに芥川作品を読んだという次第。
    どういうわけか『芋粥』が好み。ただ、「憧れは憧れのままにしておいた方が身の為」「人間、己の分を弁えるべき」という小生の解釈が当を得たものなのかどうか。

  • 蜘蛛の糸を切って落とすまでしか記憶に無かった。最期の一段落で更に地獄との格差を浮き彫りにしている。

  • 子供の頃に読んでいたはずなのに、覚えていない。
    蜘蛛を助けてたこともあり、助けてやろうという神さまの計らい。
    優しさがあれば、地獄から脱出出来たのかなぁと
    色々な思惑が頭を揺さぶりますな。

  • 後にはただ極楽の蜘蛛の糸が、きらきらと細く光りながら、月も星もない空の中途に、短く垂れているばかりでございます。

  • 小学校の時授業で習った。
    糸がきれる時の描写の儚さ、美しさと、落ちてしまった地獄の描写の無音感の対比は何度も読み返したなる。

  • どれも深みのある内容ばかり。しかし自分には合わないのか上手く飲み込めない所があったりする。または余韻が凄いと言うのかもしれない。
    一度は読んでもらいたい名作ばかり。

  • 生前の悪行のために地獄に落ちた陀多。しかし彼のたったひとつの善行を思い出したお釈迦さまは、 極楽から救いの糸をたらすが。表題作「蜘蛛の 糸」をはじめ、土を積 み、風をはらみ、一気に山を下る憧れのトロッコに乗れた喜びも束の間、日暮れ の山道にひとり取り残されてしまった少年の不安を描いた「トロッコ」、色彩感溢れる美しいラスト シーンが印象的な「蜜柑」など、一度は読みたい名作短編8編を収載。

  • 自分を全面に出していかないと上手に生きていけない現代。自己中な人の方が得をしたりする。こんな時代、芥川さんはどう思うんだろう。

  • 純文ブーム地味に継続中。
    で、お手軽なお値段の文庫を発見したので。
    芥川先生大好きです。
    純文独特のきどりというか、過剰な(と思えてしまう)装飾がなくて、文章がすっとしてる。そのうえで、描く情景が瑞々しくてうつくしい。とても好きな文章です。
    もうちょっと読みたい。

  • 生前の悪行の為に地獄に落ちたカンダタ。しかし彼のたったひとつの善行を思い出したお釈迦様は、極楽から救いの糸を垂らすがーー。表題作「蜘蛛の糸」をはじめ、土を踏み、風をはらみ、一気に山を下る憧れのトロッコに乗れた喜びも束の間、日暮れの山道にひとり取り残されてしまった少年の不安を描いた「トロッコ」、色彩感溢れる美しいラストシーンが印象的な「蜜柑」など、一度は読みたい名作八篇を収載。


    お気に入りは「トロッコ」。

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