思想の英雄たち―保守の源流をたずねて (角川春樹事務所 ハルキ文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 109
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758436298
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作品紹介・あらすじ

いかなる方向に臨めば日本が文化的小児病から脱することができるのか、そしてその果てに日本文明の成熟をすら望みうるのか(「西欧の自己懐疑と日本の自己放棄」より)-保守的自由主義の源流、エドマンド・バーク、「大衆」に関して、それを「奇怪」なる存在と捉えていたキルケゴール、民主主義批判をしたニーチェ…など十五人の思想家たちの言説を、私たちが今を生き抜くための精神的な糧にしようとする画期的な書、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • (推薦者コメント)
    「保守」という観点から哲学者や思想家を考えるという捉え方が興味深い。「保守」とは何だろうか、を考える人へ。

  • すごくいい。頭がフル稼働しっ放しで、心地いい疲労を感じた。精神的な栄養になっていることも間違いない。西部先生は凄い。本当に凄い。歴史と照らしても、この本で取り上げらたニーチェやハイエクなんかと何ら遜色ないんじゃない?よく分かんないけど、それぐらいのレベルだと感覚的に思う。この本でだいぶ西部先生のことが整理されたけど、まだまだ読めてないはず。何回も読もう。

  • 西田昌司さんのおすすめ

  • 2回目だけれど、難解だなあと思いながら、毎日少しずつでも読みたくなる。
    昔の偉い人は同じようなことを言っていて、現代人は真反対の方向に進んでいる、気がする。

    3回目は、さらに読解できるように、古典を読んで日々努力しなければならないと実感。

  • とにかく難解である 哲学の素養がないと厳しいです

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著者プロフィール

西部邁(にしべ・すすむ)
評論家。横浜国立大学助教授、東京大学教授、放送大学客員教授、鈴鹿国際大学客員教授、秀明大学学頭を歴任。雑誌「表現者」顧問。1983年『経済倫理学序説』で吉野作造賞、84年『気まぐれな戯れ』でサントリー学芸賞、92年評論活動により正論大賞、2010年『サンチョ・キホーテの旅』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。『ソシオ・エコノミクス』『大衆への反逆』『知性の構造』『友情』『ケインズ』など著書多数。

「2012年 『西部邁の経済思想入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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