思想の英雄たち―保守の源流をたずねて (角川春樹事務所 ハルキ文庫)
- 角川春樹事務所 (2012年1月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758436298
作品紹介・あらすじ
いかなる方向に臨めば日本が文化的小児病から脱することができるのか、そしてその果てに日本文明の成熟をすら望みうるのか(「西欧の自己懐疑と日本の自己放棄」より)-保守的自由主義の源流、エドマンド・バーク、「大衆」に関して、それを「奇怪」なる存在と捉えていたキルケゴール、民主主義批判をしたニーチェ…など十五人の思想家たちの言説を、私たちが今を生き抜くための精神的な糧にしようとする画期的な書、待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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(推薦者コメント)
「保守」という観点から哲学者や思想家を考えるという捉え方が興味深い。「保守」とは何だろうか、を考える人へ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごくいい。頭がフル稼働しっ放しで、心地いい疲労を感じた。精神的な栄養になっていることも間違いない。西部先生は凄い。本当に凄い。歴史と照らしても、この本で取り上げらたニーチェやハイエクなんかと何ら遜色ないんじゃない?よく分かんないけど、それぐらいのレベルだと感覚的に思う。この本でだいぶ西部先生のことが整理されたけど、まだまだ読めてないはず。何回も読もう。
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西田昌司さんのおすすめ
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2回目だけれど、難解だなあと思いながら、毎日少しずつでも読みたくなる。
昔の偉い人は同じようなことを言っていて、現代人は真反対の方向に進んでいる、気がする。
3回目は、さらに読解できるように、古典を読んで日々努力しなければならないと実感。 -
とにかく難解である 哲学の素養がないと厳しいです