風の王国 2 契丹帝国の野望 (ハルキ文庫 ひ 7-8 時代小説文庫)

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  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758436687

感想・レビュー・書評

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  • すべてがうまくいくはずもなく。
    ついつい、ヒーローが現れて助けてもらえると楽観視してしまうわたしは、だいぶご都合主義に毒されているらしい。

    漢字と読み方が独特すぎて、どこまで理解できているのか怪しいけれど、
    それを差し引いても先が気になって読み耽ってしまうので、やっぱり平谷美樹さんはすごいんだなぁ、と思う。

    日本海を行ったり来たり、東日流に戻っても各地の御霊使に援軍と同行してもらうための交渉に走り回り、と明秀は休む暇がないね。
    さて、同盟国ではあるが、永の平和に膿んでしまっている渤海国の行く末やいかに。

  • 第二弾
    渤海へ渡り、自分の出自を、そして本当の仇は?
    一方契丹との争い、芳蘭が皇太子へ、そして身代わりを買って出た周蘭は殺され、芳蘭は攫われ?

  • 日本でいえば平安時代に朝鮮半島から、中国東北・沿海州にあった渤海国と、当時蝦夷が支配していた津軽地方を舞台にした歴史小説。
    本巻は契丹による揺さぶりと、津軽による渤海国への援軍派遣が軸。

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著者プロフィール

1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオン エンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)でデビュー。『エリ・エリ』(ハルキ文庫)で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。「採薬使佐平次」シリーズ、「江戸城 御掃除之者!」シリーズ、「よこやり清左衛門」シリーズ(ともに角川文庫)や「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズ(だいわ文庫)、など、多岐にわたるジャンルにて活躍している。

「2023年 『大一揆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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