四文屋―並木拍子郎種取帳 (ハルキ文庫 ま 9-5 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758436694

感想・レビュー・書評

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  • 201705.16.

  • 安定感あり。ちゃんと続いてくれるのかな。
    拍子郎とおあさの今後が気になるので、続いてほしい。

  • 著者の作品は、何を読んでも小気味良い。過不足ない表現は、地道な取材ときっぷの良さから来るものか。こてこてと余分な描写が盛られた小説に苛々させられることが多々あるが、彼女の文章には、その心配は一切ない。話の運びから細部に至るまで、一流の職人の技を堪能した。

  • Tさんのお勧め。
    (同シリーズの3巻までは既読)

    謎解きはともかく、主人公たちの仲が全然進展していなくて、
    少しがっかり。
    もう一度読み直してみるか。

  • ミステリ感は希薄で運びもあっさり。

  • 「ランティエ」に掲載された5話を文庫化した、シリーズ4作目。

    北町奉行所の同心の家に生まれたが、芝居作家を目指して
    座付きの狂言作者並木五瓶の弟子となった拍子郎が、芝居
    町に起こる出来事を解決していく。

    一向に進まない拍子郎とおあさとの恋路のもどかしさを伏線
    にしつつ、早稲田の大学院で歌舞伎を研究していたという作
    者の面目躍如という作品ではある。

    3作目までは単行本じゃなかったっけ?

  • シリーズ完読。通勤用にぴったり。

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著者プロフィール

1953年京都生まれ。小説家。早稲田大学大学院修士課程修了。松竹株式会社で歌舞伎の企画・制作に携わる。97年『東洲しゃらくさし』でデビュー。『仲蔵狂乱』で時代小説大賞、『吉原手引草』で直木賞受賞。

「2018年 『作家と楽しむ古典 好色一代男 曾根崎心中 菅原伝授手習鑑 仮名手本忠臣蔵 春色梅児誉美』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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