冬うどん 料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-19 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)
- 角川春樹事務所 (2012年12月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758437103
感想・レビュー・書評
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入院中にふと手にした本。
手術後、ご飯が食べれず点滴生活。
早く美味しいごはんが食べたいと。
そしてたまたま年末の師走。
この本読むの、本当に辛かったー。妄想力半端なく鍛えられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20220813
第一話 冬うどん
第二話 風薬尽くし
第三話 南蛮かぼちゃ
第四話 初春めし
今回は、北町奉行の烏谷椋十郎が良かった^^
明日から、春の「料理侍」を読み、
続いて、夏の「おやこ豆」を読んで季節に追いつきたいw -
内容(「BOOK」データベースより)
師走、掛取りなどで慌ただしく食事をとる人々のため、日本橋木原店の一膳飯屋・塩梅屋でも昼餉を出すことになった。安くて美味しく、力のつくものを、と主の季蔵が考えたのは、鶏団子入りの温かなうどん。一方その頃、妻と共に江戸を訪れていた甲州商人の谷山屋長右衛門が、神隠しにあったとの報せが入る。神隠しの多発する江戸で、この事件に限って北町奉行自ら、同心や岡っ引きを集め、直々に探索を命じたとの話に、季蔵は胸騒ぎを覚えるのだった…。鮮やかな謎解きと美味しい料理の数々は、まさに絶品!大人気シリーズ、待望の第十八弾。
令和2年8月17日~18日 -
師走限定で昼メニューを出すことになって、それがタイトルのうどんなわけですが、うどんはあくまで話のとっかかりで、事件はお奉行の恋物語に…(笑)。
途中まで思うつぼにはまっていた私の推理でしたが、いきなりそいつが犯人かよ、的な展開はいかがなものか。
そして、何故長崎屋が巻き込まれたのか、さっぱり解明されていませんでしたが。伏線なのか、取りこぼしなのか、それとも私の読み方が悪いのか。 -
2014.5.29
シリーズ物18弾 -
この料理人季蔵捕物控、第十八弾とか、そんなに読み続けていたか?、と、思う。
日本橋にある、「塩梅屋」の料理屋の季蔵が、手に持つ刀を包丁に替えて、料理の腕も上がって、今回は、鶏団子うどん、を冬の昼食に、考える。
江戸は、蕎麦が、主流だが、熱いのを出すには、うどんが、最適であり、この頃から稲庭うどんが、あったのだと、気づかされた。
洋菓子も、タルタ(タルト)なども、出てくるし、最後には、鮭のチャーハンが、初春めしとして出てくる。
しかし、今回は、烏谷奉行の若き日の恋愛模様を、事件の一端に、話が進んで行くところであり、最後に、好きであった人の幸せを、願って、それを采配するところが、良かった。 -
お料理、和食に関しては、なるほどという思いで読んでいたが、洋菓子の扱い方で、がっかり。恐るべし塩梅屋!!!!!
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20130609 久しぶりのせいかストーリーがしっかりしているような気がした。食べ物についたは文句なし。
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第十八弾
塩梅屋で新たに出す料理に事つけて、最終的に事件を解決していく
今回は奉行に纏わる関係で推移
最終的に犯人が全く登場していない人物では?
しかし、他の類似事件は納得できる -
帯に「もっともっと幸せになって下さい。」とあって、読み終わった後にしみじみそう思いました。
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冬になり昼げを始めた一膳屋。
暖まる鳥団子うどんとねぎづくしが何とも美味しそう。
今回はタルトやクッキー、そして炒飯などの異国料理も登場。
瑠璃さんの容態も気になりどころ。
春の料理が楽しみ -
このシリーズも結構続いてますが、飽きはしません。
今回は誘拐殺人がメインだが、テーマは恋愛。
あのお奉行の過去の恋愛話も出てきます。
恋愛するとまるで別人のようになってしまうということがキーになり、犯罪を解決していく。
季節は冬で、風邪予防のねぎ尽くし料理で九条ねぎや、オランダ菓子のタルト(本作ではタルタという呼び名)、ほうとうなど、江戸以外の料理が出てきます。
ネタバレになりますが、話に全然出てこなかった人がいきなり犯人ですと言われても・・推理もできんw
あと、五平さんが巻き込まれた件の理由が明らかになってない気がしましたが? -
甲州の谷山屋のお内儀田鶴代、鳥団子いりうどん、カボチャのタルト、ネギ尽くし、
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安定はしているけど、目新しさはないなぁというストーリー。
さらりと読むのには良い感じです。 -
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