史記 武帝紀 1 (ハルキ文庫 き 3-16 時代小説文庫)
- 角川春樹事務所 (2013年4月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758437264
感想・レビュー・書評
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本家本元の「史記・列伝」と照らし合わせて読むと、土日が丸々つぶれるくらい夢中になってしまう。文庫は2か月毎の刊行だそうですが、衛青・霍去病、李広の列伝を読みながらだと、自分にはありがたい刊行ペースのようにも感じる。
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面白い。
どんどん引きずり込まれる。2巻以降も楽しみたい。 -
久しぶりの北方作品。
いつもどおり、登場人物の漢字が読めないよ〜いちいちルビふってよ〜とブツブツ言いながら、ページを行ったり来たりのスタート。
しかし、読み進むうちに、そんな感覚が消え、登場人物たちとともに、戦ったり、旅をしたりしている。
北方、恐るべし。次巻にも期待。 -
衛青の武人としての誇りと誠実さとは何か、張騫の厳しい旅と命とは何か、蘇武の冬との戦いと生きるとは何か。武帝よりも周囲の人々の輝きが切なく鮮やかである。
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北方さんは『三国志』『水滸伝』『楊令伝』ととんでもなくハマったので、
この『史記』も絶対に全巻揃えてからと決めていました(笑)
馴染みのない時代にもかかわらず、スッとこの時代に入り込めるのは、
やはり一切の無駄をそぎ落とした北方さんの筆力のおかげか。
奴僕同然に育った衛青が、匈奴との戦いでメキメキと頭角を現していく様に興奮!
常に沈着冷静、全体のためにはバッサリと少人数を切り捨てる英断も流石です。
同時進行で進められる張騫の大月氏国への過酷な旅の描写も凄まじい。
さて、青年皇帝・劉徹のこれからの治世は?
続きが楽しみ。 -
2016/01/30【古】108円
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本当は水滸伝を読みたかったけれど一巻がなかったので、こちらを購入。
初の北方謙三シリーズ。歴史小説が好きな私にとってはどんぴしゃだった。
思ったより文も難しくない。歴史は全く知識がないけれど、とても楽しむことができた。
衛青はこのまま勝ち続けることはできるのか?とても先が気になります。 -
面白いから、と勧められ。三国志くらいしか歴史小説読まないもんだから、とっつきにくく、でも少しずつ面白くなってきたところで一巻終了。
自分が進むべき、信じる道をどこまで突き詰めていけるのか。 -
全七巻読んだら譲る。