パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫 む 2-4)

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著者 : 群ようこ
  • 角川春樹事務所 (2013年7月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758437622

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パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫 む 2-4)の感想・レビュー・書評

  • 配置場所:2F文庫書架
    請求記号:913.6||Mu 67
    資料ID:C0035034

    母を亡くしたことをきっかけに会社を辞めて、食堂を始めたアキコ。メニューはサンドイッチとスープだけ。ほっこりする小説です。(スタッフ)

  • 読了。 小林聡美で実写化されており、先にそちらを見ていたので内容は知っていたけれど、最後はアキコさんと同じ気持ちになり泣いてしまった。
    ドラマと同じで本も読んだ後に、心の奥がほんのり暖かくなる。

  • お店を持つ側の気持ちが理解できました。お客さまを選ぶことはできないし、色々言う人もいるし。理解してくれる人、心を解放できる存在はお店をしている人に限らず、きっと誰にでも必要。簡単にはみつからないから、なくした時の喪失感はたまらないな。

  • 何気ない日常が描かれた作品ですが、主人公のアキコに共感する部分が多く、
    彼女のさっぱりとした考え方は読んでいて気持ちが良いです。

    ちょっと煩いご近所さんに対しての対応も、
    アキコは大人だな~と思います。
    そういう時ってあるよね、と思いながら、
    料理が好きなこともあり、楽しく読めました。

  • 何の情報もなしになんとなく読み始めて、なんかこの空気感、好きだな〜と思ったら、大好きな映画、かもめ食堂につながってるのか〜と納得。
    ドラマで小林聡美が演じてる姿を想像したら、ピタっとはまった。
    私も50歳近くになってもいつまでも一人暮らしで、仕事さえ不安定で、将来のことを考えると不安ばかりだけど、家族がいなくても、いまの時間を丁寧に、ひとり時間を楽しむのも、贅沢な生き方かなと、少し気持ちが楽になった。

  • 雰囲気は好きなのに、切ない。

  • 母を突然亡くしたアキコは、永年勤めていた出版社を辞め、母がやっていた食堂を改装し再オープンする。
    手伝いのしまちゃんと助け合い、ネコの"たろ"に癒されながらの生活が淡々と描かれているが、母の時代の常連さんや近所との関係など、お店を経営することの現実がうかがわれる。
    予想外の展開もあり、単純なほんわか系ではなかった。
    (図書館)

  • 愛猫を亡くした気持ちっていくら取材をしたって絶対に経験者でないとわからないと思うし全体を通して群さんにしか書けない文章だと思った。
    アキコさんに関しては上から目線になってしまうけど、環境や考え方などどうしても「かわいそうな人」という思いが拭えない。
    でもだからこそしまちゃんや素敵な人たちに出会えたんだろうね。

  • 登録したのは初めてだけど、『福も来た』を読むために再読。

    やっぱり、たろちゃんが急にいなくなってしまう場面は泣いてしまう。前に読んだ時より泣いたかも。

    人生は人それぞれ、色々あるけれど、心穏やかに、シンプルに生きたいという気持ちがあるので、群ようこさんの作品は共感できる作品が多い。

    一通り泣いた後は、おいしいスープ食べたい。読み終えて、そんな気分。

  • アキコが50代の女性に感じなかった。
    たろが死んでしまう記述はぐっときたが、そのあとの行動はちょっと辛かった。

  • 私は昨今の、「料理が好きな女性が料理店(またはカフェ)を開いて、そこで出すこじゃれた料理と、やって来るお客との悲喜こもごも」みたいな話(いや、どんな話だそれ)が苦手なので、この本もその類だろうと思っていました。

    でも群さんだからなーと手に取ってみたところ、開いたお店はこじゃれた雰囲気でしたが、決してそれだけではなく料理のことも淡々と書かれていたり、母親がやってたみたいなもっと大衆的な店にした方がいいのかも…と悩んだりしているのがよかったです。

    そしてまさかあんな展開になるとは。ペットとお別れした経験のある人は読んでみるといいかもです。

  • たろに癒されながらアキコさんがブレずに仕事をするだけの話ではなかった。
    群さんの作品でこんな想いをしたのは初めて。
    きゅーっとしました。
    しまちゃんがいじらしかったです。

    早速、続きの
    『福も来た』を読んでいます。

  • 気楽に本を読みたい時に。オマケとして、おいしいごはんを作りたくなります。

  • 主人公の境遇と似ている部分が多かったので、共感する部分も多かったです。
    母親の店の元常連さんの親切心というか、おせっかいというか…や同じ商店街の店主さんたち
    ネットの批評…などなど、店を持つ事は、こんなにも"余計なお世話"がつきものなのか?…と驚きました。

    経営が軌道に乗っても「自分は無意識に客の仕分けをしているのではないか?」と悩む主人公。
    そこまで、悩む必要があるのかしら?
    …と思ってしまった自分は謙虚さに欠けるのかもしれない
    (^◇^;)
    でも、私はこういう店 好きだゾ!

    たろちゃんの描写が猫好きにはたまらない(*^o^*)
    たろちゃんが逝ってしまって、涙ぐんでいると、我が家の愛猫と目があってさらに涙でした。

  • 地元の商店街で居酒屋を経営していた母が亡くなった。母の酒やタバコを飲みながら常連と酒盛りする姿があまり好きではなかった娘。
    出版社を辞め、店を引き継いで母とは違う、自分が本当にやりたい店を出すことに。
    本当においしくて、体にいい野菜を使った日替わりサンドウィッチとスープの店。
    主人公の癒しネコ、たろもかわいい(個人的にはブサネコのイメージだけど)

    私はこういうお店好きだけど、店を出すって大変なのねぇ。。。
    お店を始めてみると、周りから色々と言われることの多さ。
    常連からは昔のほうが良かったと言われ、向かいの店のママからは左うちわ営業と言われ、野菜から取ったエキスいっぱいのスープを薄いと言われ、無農薬にこだわる客もいて、なかなか悩みは尽きない。

    ネット社会の今、レビューとか批判的な意見もすぐみれるし、地元ということもあって、周りの人たちは自分の意見を(そう自覚してないけど)、押し付けがち。
    四十九日のレシピを読んだとき、お父さんはいつも好きにしろばっかり。たまには参考意見を聞きたいのに!と言われてたくらいなのに。
    でも人の意見を聞きたいときって、大概が肯定してほしい時か有効なアドバイスをもらいたいときだから、レシピの娘は結構恵まれた環境だな、と今さら思う。
    自分はどうしたいのか、芯がないとすぐ揺らいじゃうので、自分のことを自分で選択決定する経験を積むって大事だな。と思った。そしてそれを尊重できる人の素晴らしさに気づけた。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、永年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。しまちゃんという、体育会系で気配りのできる女性が手伝っている。メニューは日替わりの(サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ)のみ。安心できる食材で手間ひまをかける。それがアキコのこだわりだ。そんな彼女の元に、ネコのたろがやって来た―。泣いたり笑ったり…アキコの愛おしい日々を描く傑作長篇。

    平成28年7月4日~11日

  • 母を亡くしたアキコは、出版社での仕事を辞め、母の営んでいた食堂をやると決心する。

    父の顔を知らずに育ったアキコは、物心がついた時から、母の食堂兼住居で生活をしていた。閉店後も常連さんと酒盛りをする母を好ましく思っていなかったため、食堂をやると決めた時は、母の店を引き継ぐのではなく、自分のやりたいような店にしようと考える。

    メニューは素材や作り方にこだわった、サンドイッチとスープとサラダ。店の内装も修道院の食堂をイメージしたシンプルなもの。一緒に働いてくれる女の子は、体育会系で気配りのできるしまちゃん。そして、住居には店をオープンした時に拾ったネコのたろがいる。

    店に来るお客さんや母の店の常連さん、向かいの喫茶店のママ、母の昔の知り合いで、アキコの父について知っているというタナカさん。もしかしたら異母兄弟かもしれないお寺の住職とその奥さん。色々な人々との間で起こる日々の出来事がおもしろく、早く次のページが読みたいと思う作品だった。出てくるメニューもおいしそうで、こんな店に行ってみたいなと思った。

    最後、たろが死んでしまうところは、それまで何事にも動じないという印象だったアキコが、本当にボロボロになってしまう。ペットを飼っていないので、あまり感情移入できず、その部分を読むのは少し辛かったが、ペットを飼っている人なら、この主人公の気持ちがよく分かるんじゃないかなと思うくらい、リアルな感じがした。

    図書館スタッフ(東生駒):あおむし


    ----------
    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=1100392206

  • 何かと生きづらい世の中、独身女性が独り生きて行くには。自立してやっていくためには、ブレない強い心が必要。でも、頑張りすぎると糸が切れてしまう。優しい人たちと一匹のオヤジ猫に囲まれ、緩やかに丁寧に生きるのがコツ。

  • 母親がやっていた居酒屋を改装し、サンドイッチとスープのお店として開店した主人公。いざ営業を始めるとネットで叩かれたり食の安全に神経質な鬼女様が来店したり…こういうスローライフ系の作品ってどこかのほほんと浮世離れしたところがあったりするのが多いので、きちんと世相を反映していて現実感があって良いなと思った。
    母親(と、母親の店)への思いや主人公の出自などが良いアクセントになっていて「ふわふわほっこり」だけで終わらせていないところも好印象。
    後半、たろちゃんの件以降いきなりトーンが激変するのにちょっと戸惑う。

  • 2016/06/02読了

    ドラマを先に見ました。猫死んでしまってオウオウオウオウ....爆泣き

  • 映像作品を先に見ていたので、
    比べながら読んでいたところはあるけど、
    登場人物のキャラは割とそのまんまでした。
    ドラマも原作もしまちゃんが好き。

  • 私もかつて、飲食店、雑誌やテレビの取材にくる様なカフェバーで働いていた経験があるので、アキコさんやしまちゃんがお客さんの事やお店の事で迷って立ち止まったりする部分は、あぁ、分かる!分かる!って共感できた。

    スローライフっぽい作品かな?と思っていたけれど、主人公のアキコさんの出自やアキコさんとたろの結末が結構、私にはずっしりきたな。

  • すごくよかったなぁ。ほっこりホッとした。続きも読みたいなぁと思った。群ようこってエッセイしか読んだことがなくて 彼女のエッセイがいいと思えなかったわたしは群ようこが苦手と思ってた。でもエッセイと小説はやっぱり違うんだね。
    もっと彼女を読んでみたいな。
    保存版にしたいな。

  • しまちゃんのような子と仕事がしたいです。

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パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫 む 2-4)の作品紹介

唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、永年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。しまちゃんという、体育会系で気配りのできる女性が手伝っている。メニューは日替わりの(サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ)のみ。安心できる食材で手間ひまをかける。それがアキコのこだわりだ。そんな彼女の元に、ネコのたろがやって来た-。泣いたり笑ったり…アキコの愛おしい日々を描く傑作長篇。

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