- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758437851
作品紹介・あらすじ
享和二年(一八〇二年)の残暑の朝、十一代目の元気な泣き声が、鎌倉河岸に響きわたっていた。金座裏は、「神田明神」へのうぶすな参り(お宮参り)の話題でもち切りだ。そんな折、赤ん坊に蛍をと龍閑川に蛍狩りに出掛けた亮吉たちが、浴衣を着た若い娘の死体を見つけてしまう。手には蛍が入った紙袋を掴んでいた-。政次たちは早速、探索をはじめるが…。金座裏の面々は、人々の平和を守るため、強い結束で今日も江戸を奔る!大ベストセラーシリーズ二十三弾、ますます絶好調。
感想・レビュー・書評
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十一代目のお宮参りが中心の、比較的穏やかな巻でした。
将来政次との死闘を予感させる白川丹兵衛という不気味な剣客が、一度登場した後放置されたままなのが気になります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お宮参りのことをうぶすな参りというのですね。
これだけシリーズが長くなってくると、
事件解決もパターン化してくるというか、まぁ解決しないことには進まないんだけど、探索の描写が少ないまま、政次の勘だけで探索を進めている、、いわばゴリ押しした進行に見えてくる。
しばらく、シリーズを読むのはお休みしようかなぁ。
独楽鼠の亮吉さんは、少し落ち着こうか。笑 -
内容(「BOOK」データベースより)
享和二年(一八〇二年)の残暑の朝、十一代目の元気な泣き声が、鎌倉河岸に響きわたっていた。金座裏は、「神田明神」へのうぶすな参り(お宮参り)の話題でもち切りだ。そんな折、赤ん坊に蛍をと龍閑川に蛍狩りに出掛けた亮吉たちが、浴衣を着た若い娘の死体を見つけてしまう。手には蛍が入った紙袋を掴んでいた―。政次たちは早速、探索をはじめるが…。金座裏の面々は、人々の平和を守るため、強い結束で今日も江戸を奔る!大ベストセラーシリーズ二十三弾、ますます絶好調。
3月21日~24日 -
鎌倉河岸捕り物控え、23巻である。
政治と、しほの子 夏吉のうぶすな参り(宮参り)を主にして、事件が、3つ。
夏吉 11代目の誕生で、どちらの祖父母も、嬉しさ一杯が、書かれている。
伏線に、夏吉に、ホタルを取りに行った亮吉が、瀬戸物屋之一人娘の死体を見つけ、犯人逮捕まで、本の半分まで、話が続く。
其の中で、不良旗本が、起こした包丁正宗のすり替え事件。
そして、最後の贋金づくり。
どれも宗五郎と、政治の気遣いで、大事にならずに、商人は、名前に傷が付かずに、営業出来、又旗本も、お家断絶にならずに、若隠居と言う配慮。
最後の贋小判づくりも、宗五郎と政治の芝居の様なやり取りに、見抜いている勘定奉行の小笠原様も、いい感じで、終わる。
11代目の誕生で、皆の心遣いが、優しく、描かれている。 -
江戸では半夏生のころ・・で始まる、江戸捕り物帳です・・
半夏生の頃に読み始めたので、この始まり言葉にビックリ!
この捕物控は初めて読みましたが、いなせな江戸言葉にすぐはまってしまいました。
続きがあるのでしょうか・・夏吉の代になる時を待っています。 -
夏吉が十一代目として活躍するまで読みたいなぁ。
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20140524 このシリーズは世代交代がうまく行っている。登場人物のバランスが良いこともあるかも。ただ、そろそろ話が内に収束しかかっているようだ。終わらせ方を間違わないようにして貰いたい。
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2013.04.09.読了
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政次としほの子供は夏吉と命名され、神田明神でのうぶすな参り(宮参り)にあわせて二つの事件が解決され、ページ合わせのような贋金事件がおまけに付いている。
捻りも何もないお話し。