人質 (ハルキ文庫 さ)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 623
感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438223

感想・レビュー・書評

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  • 私自身完全にストックホルム症候群にさせられました。やはり警察小説はある程度リアリティがなければ面白く無い。そういう意味では今回作品は面白かったです。北海道警シリーズは久しぶりに読みましたが、相変わらず面白かったです。前作はまだ読んでないので 読んでみたいと思います。

  • なんとなく不自然。全体の物語の構図としては面白かったけれど、それも少し陳腐に見えるのはなんでだろう?一応結果が気になったから全部読んだけど、不完全燃焼。

  • 2017/7/21 立て籠もりモノでそこそこ面白いが。★3の上

  • 道警シリーズで読み落としていた。。スピーディな話の展開で一気に読めた!

  • 北海道警察第6弾
    あまり驚く展開なかったかな。

  • 道警シリーズ第6弾/ 一つの人質事件の表と裏で二重に要求を出す構造/ いい設定だと思うが、犯人の主目的を推理するのにたった数行で真相に行き着くのはどうなのか/ しかもスマホすら満足に知らない小島が、ツイッターなんてサービスを連想するのは不自然すぎる/ 真相を思いつくロジックが強引/ スマホを見ている→サイトを見ている→ツイッターだ/ それに要求のやりとりをするなら、全世界に公開されているリプライじゃなくDMだろう、と/ 有力議員のつぶやきに露骨なリプライぶら下がってたら、刑事じゃなくても怪しむ/

  • 「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。ぼくが要求するのはそれだけです」5月下旬のある日。生活安全課所属の小島百合巡査部長は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里との約束で、ピアノのミニ・コンサートへ行くことになっていた。香里よりひと足先に、会場である札幌市街地にあるワイン・バーに着いた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で4年間服役していた男。そのコンサートの主役は、来見田牧子、冤罪が起きた当時の県警本部長の娘だったのだ―。一方、同日の朝に起きた自動車窃盗事件を追っていた佐伯宏一警部補は、香里から連絡を受け、事件現場へ向かったのだが…。

  • 道警シリーズ6弾。こんかいは人質事件。伏見のバラ園近くのワインバーが舞台。小島百合が活躍する。

  • 五月下旬の札幌。生活安全課の小島百合は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里と共にピアノのミニ・コンサートに行くことになった。ひと足先に、会場であるワイン・バーについた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で四年間服役していた中島喜美夫。コンサートの主役は、中島が逮捕された当時の富山県警本部長の娘だったのだ。これは単なる謝罪要求なのか――。圧倒的な緊迫感で描く、道警シリーズ第六弾!

  • 安心の佐々木譲。

    馴染みの面々が、よい意味でワンパターンに絡み合う心地よさ(笑)。
    今回、津久井の絡みだけは少々物足りなかったけれどね…。

    単行本の初出が2010年と、たったの4年前なのに、スマートフォンの扱いが“若者の間で流行り始めた最新ツール”的に描かれている点が既に古く感じられてしまうという……。

    現代社会の急激な情報化を、改めて感じさせられた。

    ★4つ、7ポイント半。
    2014.09.20.了。


    ※先日(2014年11月3日)、二時間ドラマで
    「佐々木譲サスペンス③ 人質」と銘打たれたモノがあったので、思わず観てみたら・・・・。

    最低・最悪、な駄作になってしまっていた。

    小説の映像化でストーリーや設定の改変は当たり前だとわかっているし、多少のことでグダグダ言う気は毛頭無いが・・・・。あれは非道かった。

    2時間ドラマで“あの3人”の関係性や過去の出来事(シリーズ第1作のエピソード)を描くのは無理がある、というのも理解している。しかし・・・・・。

    しかし・・・・・。

    キャストも演出もちぐはぐだし、脚本もボロボロ。
    演技陣も・・・・・・。


    俺の“道警シリーズを返せ!!!”と、叫びたくなった。

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著者プロフィール

1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。90年『エトロフ発緊急電』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を、2002年『武揚伝』で新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で直木賞、16年に日本ミステリー文学大賞を受賞。他に『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

「2022年 『闇の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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