指切り 立場茶屋おりき (ハルキ文庫 い 6-27 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 87
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438506

作品紹介・あらすじ

立場茶屋おりきの常連客・吉野屋幸右衛門は、三十年ぶりに腹違いの弟・勝彦と深川で再会を果たした。しかしながら、勝彦は肝の臓を病み死の床についていた。素庵の診療所に通いながら必死に看病する幸右衛門。そんな彼を「おりき」では身体に優しく美味しい料理などであたたかくもてなすのだが…(「掌の月」より)。他に「指切り」「紅葉の舟」「冬惑ひ」の全四篇を収録。悲しみを背負った人々を、深い愛情で温かく包みこむおりきが大活躍する、大人気書き下ろしシリーズ第十九弾、ますます絶好調。

感想・レビュー・書評

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  • 今回は茶屋から嫁に出した先の、子供が誘拐?
    以前、茶店先で出産したお客がやってきて。。。。
    八百善がひいきで、今まではおりきにはきていなかったお店。
    紅葉狩りの出張懐石を、幾富士を通して依頼されるのだが。

    幼い子供の気持ちの揺れにスポット。

  • 2016.7.6

  • 立場茶屋おりき
    かかわる人が全て長い付き合いになるな
    登場人物が多くて色んな人生悲喜こもごもで
    満腹の一冊です

  • 第十九弾
    短編四話構成だが二話は区切りがついた感じだが残り二話は今後の展開に目が離せない?

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    立場茶屋おりきの常連客・吉野屋幸右衛門は、三十年ぶりに腹違いの弟・勝彦と深川で再会を果たした。しかしながら、勝彦は肝の臓を病み死の床についていた。素庵の診療所に通いながら必死に看病する幸右衛門。そんな彼を「おりき」では身体に優しく美味しい料理などであたたかくもてなすのだが…(「掌の月」より)。他に「指切り」「紅葉の舟」「冬惑ひ」の全四篇を収録。悲しみを背負った人々を、深い愛情で温かく包みこむおりきが大活躍する、大人気書き下ろしシリーズ第十九弾、ますます絶好調。

    4月28日~30日

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著者プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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