若旦那の覚悟: 札差高田屋繁昌記1 (ハルキ文庫 ち 1-21 時代小説文庫 札差高田屋繁盛記 1)
- 角川春樹事務所 (2015年3月12日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758438827
作品紹介・あらすじ
金貸しは、どうも性に合わない-。札差高田屋の次男坊・新五郎は、夏五月の切米(幕臣への禄米支給)の直後、兄嫁だったお鶴と再会する。兄の惣太郎は先の二月に事故で亡くなり、お鶴は実家へと戻っていた。何をやってもかなわぬ兄を、近寄りがたく感じていた新五郎。だが高田屋の跡取りとなり、厳しくみえた兄の商いに隠された秘密に気づく…。武家の悲哀、淡い恋、家族の情。武士相手に金を貸した商人「札差」として生きる若旦那の成長を、市井の哀歓のなかに瑞々しく描く。待望の新シリーズ。
感想・レビュー・書評
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惣太郎さまが残っていたら、相手の方にご無礼でございましょう
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立派な札差になれそうですね。
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2015年3月刊。文庫書下ろし。新シリーズ。3話の連作短編。札差高田屋の若旦那となった次男坊の新五郎の成長物語。札差稼業というのが珍しく、興味深い。実際にこんなコトやってたのかは、疑問なものの、人情話として、とても面白い。
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