彼女の遺言 (ハルキ文庫 に 2-13)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.05
  • (1)
  • (4)
  • (11)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758438841

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 54歳で亡くなった親友、啓子からの遺品を受け取った宏美 その遺品は「梅酢」、この梅酢で10円玉を磨くとその製造年に5時間だけ意識が戻ります。

    歴史を変えてはいけないと思いながらも親友や息子の為に孤軍奮闘する宏美に共感する場面もありましたしタイムスリップ先で同じくタイムスリップして来た啓子と出会うシチュエーションは新鮮ではありました。

    ただエピソードが多く多少詰め込み過ぎた様な感があり全体としての印象が薄くなった事が残念でした。

  • タイムスリップもの。
    友人のためにタイムスリップ使おうとする主婦宏美。
    生活の匂いが十分、迷いながら、悩みながらの行動は、普通の感覚であり、じれったくもあり。
    もっとカラッとしててもいいのに。
    ラストもなんだか割り切れない。
    (図書館)

著者プロフィール

新津きよみ長野県生まれ。一九八八年『両面テープのお嬢さん』でデビュー。二〇一八年『二年半待て』で徳間文庫大賞を受賞。『女友達』『トライアングル』『ふたたびの加奈子』など多くの作品が映像化されている。主な著書に『夫以外』『ただいまつもとの事件簿』『セカンドライフ』『妻の罪状』など。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新津きよみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×