幻想古書店で珈琲を (ハルキ文庫 あ 26-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 1146
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439442

感想・レビュー・書評

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  • 『魔法使い』の亜門と出逢った司くんの古書店バイト(大冒険)の物語。
    ---あなたは人と接する時『人間』だ、と思って会話をしますか?
    他にも胸にくることばが沢山!
    読んでみたい本や作家さんも増えました。

  • このシリーズのおかげで、今まで読んでいなかった文学作品に興味を持てるようになりました。
    ちゃんと大まかなあらすじや解釈も書かれているのも良い。
    教えすぎず、教えなさすぎす、絶妙なラインなので
    読むのが楽しみになりました。

    シリーズ続編にも期待できます。

  • 砂男の話がなんか良かったな
    悪魔悪魔と言い募るシーン、絶対なんかの伏線!と思ったらそういうことだったのかー。
    癒されて健やかに生きてほしいよね

  • 再読。中学生の頃に読んだきりだったので読み返したくなった。
    シリーズものがあまり得意でない私でも、最新刊を待ちきれないくらい好きな話だったことを思い出した。何より亜門が好きで仕方なかった。
    英国風の紳士、古書、珈琲、なんて豪華な組み合わせだろう。しかも、ユーモアたっぷりで少しズレた紳士。美味しすぎる。そこにツッコミ役の主人公、名取司が加わることでテンポ感のある上品な漫才が完成。司が若干押され気味のようにも感じるが。

    初めは表紙の亜門に惹かれて購入した覚えがあるが、内容は困りごとを抱えた人たちを救済する、心温まる話であった。有名な文学作品の雑学も知ることができて一石二鳥である。ページ数も少ないので疲れた時にサクッと読むことをオススメする。

  • 再読2回目。
    こういうの、いいわね。日常にこれぐらいの不思議が入り込む余地なんて、いくらでもあると思う。あって欲しいと思う。続きも楽しみです。

  • 御茶ノ水界隈に行きたくなる。山の上ホテルのダッチコーヒーはついつい調べてしまった。笑
    物語は始まったばかり。これからどんなことが起きていくのだろう。期待がふくらむ。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    大学を卒業して入社した会社がすぐに倒産し、無職となってしまった名取司が、どこからともなく漂う珈琲の香りに誘われ、古書店『止まり木』に迷い込む。そこには、自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門がいた。この魔法使いによると、『止まり木』は、本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れる不思議な古書店らしい。ひょんなことからこの古書店で働くことになった司だが、ある日、亜門の本当の正体を知ることになる。切なくも、ちょっぴり愉快な、本と人で紡がれた心がホッとする物語。

    令和5年5月22日~23日

  • 入社した会社が間もなく倒産。
    途方に暮れた司は、資格の本でも購入しようかと立ち寄った書店で、喫茶店「止まり木」に迷い込む。
    店主の亜門は年齢不詳。自らを魔法使いと称する謎の人物で。

    神保町の古書店街を中心に、山の上ホテル、竹むら、喫茶店さぼうる、万世橋駅、ニコライ堂と有名どころを巡って気持ちが浮きたつ。
    けど、残念ながら本にはイマイチ入り込めず。
    悩みを抱える高校生のカップル
    夜中に現れる老人
    舞台も登場人物も良かったのになあ、あっさりと終わってしまった。
    司くんの本ももっといろいろ書いてあっておかしくないのになあという思いもあり。

  • 本に纏わる話のようなので、手に取りました。ビブリア古書堂のような展開を期待していましたが、少し異なるようです。 続きもあるようですが、読むかどうか思案中…

  • 古書店、珈琲、魔法使いと楽しい要素は揃っているが、上手く設定を活かしきれておらずもう一声…という感じ。
    小さな違和感も多く、物語に入り込めなかったなぁ。
    主人公の一人称が、文中だと『私』なのに、セリフになると『僕』だったり、魔法使いや悪魔という非日常の存在を、主人公の友人の三谷は話しを聞いただけですんなり受け入れていたり…
    シリーズであと6冊出ているようなので、もう少し読んでみようとは思う。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『怪談都市ヨモツヒラサカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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