吉野太平記 下 (ハルキ文庫 た 24-2 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439695

作品紹介・あらすじ

南朝方との和平と神器奪還のために、吉野へと潜入を図った忍者頭の村雲兵庫と日野幸子だが、「第二の番人」により正体を見破られ、幸子は楠木一派に囚われてしまう。兵庫は傷付きながらも、忍びの秘技を駆使して幸子救出に向かう。一方、吉野勢力の一掃を図る伊勢守貞親は、第三の忍・戸隠の忍軍を放ち、将軍暗殺のため不遇となった赤松一族を密謀に走らす。だがそれは戦国大乱を招きかねない策だった-。二つに分かれて戦う皇統に平和は訪れるのか。泰平の本当の意味とは?気鋭の若手が描く室町伝奇巨編全二巻、新たなる歴史冒険小説の登場!

著者プロフィール

1978年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。映画、テレビ番組の制作に携わった後、第十七回日本ホラー小説大賞の最終候補作となった原稿を改稿した『忍びの森』でデビュー。2015年『妖草師』シリーズが徳間文庫大賞を受賞。さらに同シリーズで「この時代小説がすごい2016」“文庫書き下ろし部門”第一位に。2022年『阿修羅草紙』で第24回大藪春彦賞を受賞。『吉野太平記』『忍びの森』「源平妖乱」シリーズなど、著書多数。

「2023年 『謀聖 尼子経久伝 雷雲の章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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