オムライス日和 BAR追分 (ハルキ文庫 い 20-2)
- 角川春樹事務所 (2016年2月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758439732
感想・レビュー・書評
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このシリーズは流れる空気が優しくて好き。料理の描写がとてもおいしそう!文章でスケッチする、面白いなあ。
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【腹減り度】
☆☆☆☆☆
【食べ物の割合】
☆☆☆☆☆
【1番美味しそうだったもの】
オムライス
*感想*
お腹減っている時に読むと殺人的なダメージ喰らいますわ。うう。
2巻になって宇藤くんが本人評価よりもかなりできる男⁈と判明。ルックスもそこそこのようで。
本人がネガティブだからもっとしょぼい男かと思っていたが意外と人気あるな⁈
ゼミ時代の同級生(美女)が出てきて、すわロマンスか⁈と思ったけど、そこは宇藤くんでした。まる。
相変わらず素朴にあったかい本。ほっこりとか温かさをウリにした作品にありがちな、個性的にしようとした結果キャラ立てが空振ってもはやウザイキャラクターとか、やたら鋭い全てを見通す神のような人物(マスターとか店主に多い)、今良いこと言ってるで〜的なハートフルストーリーもどき、死んだおばあちゃんが食べた味を〜(涙)
的なベタなストーリーも酷いキャラクターもいないので非常に好ましい!食べ物の描写もくどくない程度に詳しくて大満足。 -
オムライスにシチューがけ。
やってみよっと。 -
前作で宇藤くんをオタクっぽい容姿と勝手に
イメージしてたので、ちょっと意外。
バール追分の採算は大丈夫なのだろうか。 -
BAR追分の第2弾。宇藤くんがエッセイを書くようになる。今回は宇藤くん、桃子、純の3人が主役かな?
周りの人達との関わり合いも面白いし、なにより宇藤くんの成長ぶりが良かった! -
シリーズ二作目。ああ、なんて優しいほっこりする空間でしょう。一話の猫の恩返しの件といい、二話のオムライス日和といい、宇藤くんの背筋が以前と比べて少し伸びたように思えます。君はきっと自分で思うよりずっといい男だよ。モモちゃんのつくるお料理は毎回本当に見事に目の前に浮かび、すぐに食べたくなります。今回は「おだしや」のおだしもたまらない〜。猫のデビィの活躍や鍼灸院の久保田医師のお話、純くんのことも少し。ねこみち横丁という土地柄だからこそのいろいろもとても興味深かったです。また来店します。
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初めての「ねこみち横丁」シリーズ、この巻では4話から成るホンワカ温かドラマです。そして何より出てくる食べ物がみんなイキイキしてますね♪ 私が大好きなオムライスを初めスキヤキ うどん アップルパイ 生パスタ ピンチョス クリームシチュー 餃子 等々の描写がホントに美味しそう。このシリーズはほっこりしたい時に読むのにピッタリでしょう(^^)