オムライス日和 BAR追分 (ハルキ文庫 い 20-2)

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.79
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本棚登録 : 1284
感想 : 158
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758439732

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズは流れる空気が優しくて好き。料理の描写がとてもおいしそう!文章でスケッチする、面白いなあ。

  • 【腹減り度】
    ☆☆☆☆☆
    【食べ物の割合】
    ☆☆☆☆☆
    【1番美味しそうだったもの】
    オムライス

    *感想*
    お腹減っている時に読むと殺人的なダメージ喰らいますわ。うう。
    2巻になって宇藤くんが本人評価よりもかなりできる男⁈と判明。ルックスもそこそこのようで。
    本人がネガティブだからもっとしょぼい男かと思っていたが意外と人気あるな⁈
    ゼミ時代の同級生(美女)が出てきて、すわロマンスか⁈と思ったけど、そこは宇藤くんでした。まる。
    相変わらず素朴にあったかい本。ほっこりとか温かさをウリにした作品にありがちな、個性的にしようとした結果キャラ立てが空振ってもはやウザイキャラクターとか、やたら鋭い全てを見通す神のような人物(マスターとか店主に多い)、今良いこと言ってるで〜的なハートフルストーリーもどき、死んだおばあちゃんが食べた味を〜(涙)
    的なベタなストーリーも酷いキャラクターもいないので非常に好ましい!食べ物の描写もくどくない程度に詳しくて大満足。

  • 何というか前作と合わせてこれで一作と考えた方が収まるかも。

  • ウドウさんなかなかモテそうなのにボロクソに言われたり、絵が壊滅的に下手くそで笑われたりと、ちょっとかわいそうでした(笑)

    ジュンくんの正体がわかって、これからどうしていくのか気になります。復活、はないのかな。

    みんなそれぞれ悩みがあって、もぞもぞしながら歩き続けているのを見て、頑張らねばと思わされます。

  • オムライスにシチューがけ。
    やってみよっと。

  • 前作で宇藤くんをオタクっぽい容姿と勝手に
    イメージしてたので、ちょっと意外。
    バール追分の採算は大丈夫なのだろうか。

  • BAR追分の第2弾。宇藤くんがエッセイを書くようになる。今回は宇藤くん、桃子、純の3人が主役かな?
    周りの人達との関わり合いも面白いし、なにより宇藤くんの成長ぶりが良かった!

  • 2019/6/25
    BAR追分続編。
    ずっとここにいたくなる居心地の良さ。
    宇藤くん好感しかない。
    なんかホント上っ面だけ取り繕って無難にやり過ごして生きてるわが身がもどかしい。
    ぶつかり合わなくったって深い関わりは築けるやんね。
    怖いのかなぁ。
    私が自分でやるべきことを全部フィクションに依存してる気がする…

  • シリーズ二作目。ああ、なんて優しいほっこりする空間でしょう。一話の猫の恩返しの件といい、二話のオムライス日和といい、宇藤くんの背筋が以前と比べて少し伸びたように思えます。君はきっと自分で思うよりずっといい男だよ。モモちゃんのつくるお料理は毎回本当に見事に目の前に浮かび、すぐに食べたくなります。今回は「おだしや」のおだしもたまらない〜。猫のデビィの活躍や鍼灸院の久保田医師のお話、純くんのことも少し。ねこみち横丁という土地柄だからこそのいろいろもとても興味深かったです。また来店します。

  • 初めての「ねこみち横丁」シリーズ、この巻では4話から成るホンワカ温かドラマです。そして何より出てくる食べ物がみんなイキイキしてますね♪ 私が大好きなオムライスを初めスキヤキ うどん アップルパイ 生パスタ ピンチョス クリームシチュー 餃子 等々の描写がホントに美味しそう。このシリーズはほっこりしたい時に読むのにピッタリでしょう(^^)

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著者プロフィール

1969年三重県生まれ。中央大学法学部卒。出版社勤務を経て、2008年「風待ちのひと」(「夏の終わりのトラヴィアータ」改題)でポプラ社小説大賞・特別賞を受賞してデビュー。第二作『四十九日のレシピ』が大きな話題となり、テレビドラマ・映画化。『ミッドナイト・バス』が第27回山本周五郎賞、第151回直木三十五賞候補になる。このほかの作品に『なでし子物語』『Bar追分』『今はちょっと、ついてないだけ』『カンパニー』など。あたたかな眼差しと、映像がありありと浮かぶような描写力で多くのファンを持つ。

「2020年 『文庫 彼方の友へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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