ティファニーで昼食を ランチ刑事の事件簿 (ハルキ文庫 な 14-1)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440028

感想・レビュー・書評

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  • 主人公はランチに命をかけるほどの刑事まどか。話は警察署内に新しくできたレストラン、ティファニーのシェフ古着屋の作る料理をきっかけに事件が動き解決に向かう連作短編の形で進みます。謎自体はそれほど難しいものはありませんでした。また、誰もが我を忘れて皿を嘗めるほどの絶品料理とのことですが、その描写はあまり美しくないし、料理自体も想像したくないものがあり、純粋に楽しんで読むのは厳しかったです。ただ、古着屋自身に謎がありそうで気になるので、今後彼自身の背景を明らかにしてくれる続編が出ればぜひ読みたいです。

  • 軽そうに見えてなかなかドッキリさせられる☆

  • グルメ警察ミステリー …?
    署の地下食堂「ティファニー」がすごい

  • 相変わらずぬるーい。

  • 正体不明、得体の知れない謎のコックが事件の糸口を手繰り寄せ決定的な一打を解き放つ。鮮やかすぎる解決に目を瞠る。また、怪しい雰囲気は最後の最後まで敵か味方かさえも疑わせ心をそそる。他方、ヒロインは現場を愛し、だけど事務仕事は激しく苦手とする愛嬌たっぷりのお嬢さん刑事。これはこれで全然素敵なのだが、不思議なオーラを纏う不気味なコックにも終始目は釘付けとなった。エンタメとして存分に楽しめた。

  • 二十七歳のまどかと三十五歳の高橋の刑事コンビが食にまつわる事件を解決する。ランチに全精力を傾けているまどかが微笑ましい。警察食堂ティファニーの理性を失わせ皿を舐めさせる程の謎のシェフの料理は美味しそうを通り越してグロテスクなくらいだけれど、別の店の五種類のチーズが黄金比なドリアは美味しそうだった。

  • (収録作品)犯罪者はカレーがお好き/まさかまさかの特製ハンバーグ/絶品ドリアは殺意がレシピ

  • 途中で断念。サクサク読めるかと思いきや、だらけてるところが多い印象。発想はおもしろかったのにもったいない。

  • 警察の食堂のコックと刑事コンビが事件を解決していく短編集。

  • もうちょっと深く掘り下げて欲しい系。
    皿まで舐めちゃうほど美味しいとはどれほどか・・・。
    続くんだろうか??

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著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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