リストランテ アモーレ (ハルキ文庫 い 19-2)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440226

感想・レビュー・書評

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  • お姉さんのことは良かったけど、なかなかわかりにくいというか、難解なお話でした。料理はおいしそうで、食べたくなりました。

  • 登場人物の皆さん、あまり好きになれず、出てくるお料理も難しいものばかりで、消化不良。結局どうなんだろうか、このお店は。
    2021/1/7読了

  • 2021年9月20日
    この人たちは私には合わない。
    美味しいものは好きだけど節操の無さはいや。
    最後までよくわからないのは、Mの存在のわけと、初子ちゃんのこと。
    杏ちゃんの本命?
    こうして結論無く流れていくのかな。
    私の読み方が間違えているのかな。
    軽くよめたし、美味しいアモーレで食事はしたい。

  • 姉弟が切り盛りしている目黒の小さなリストランテ「アモーレ」。その二人を中心に、店内外の人々の物語が描かれる。正直期待はずれ。この作者の作品だったらお惣菜やが舞台の「キャベツ炒めに捧ぐ」の方が面白かったし、他の作者のものならもっと面白いものがあった(「雪うさぎのお品書き」とか「3人屋」とか)。
    登場人物に共感しにくいし、かといって観客として楽しめるところまでは行かないのだ。
    章のタイトルが「本日のメニュー」となっているのだが(例:プンタレッラのサラダ/カリフラワーの赤ワイン煮/蛙のフリット/猪のラグーのパスタと白トリュフ/仔牛のカツレツ/カスタニャッチォ/罵る女)、料理もさほど印象に残らないし、重要な役割を果たしていない。
    この作者の作品は前にも「何も残らないなあ」と感じた女とがあるので、もう読まなくていいかも。

  • ものすごく個人的な感情だけど、
    好きになれる登場人物がいなかった…。

    美味しい料理の描写で雰囲気に流されてしまいそうだったけど、食べてる描写が少なくて美味しそう!ってあまり感じなかったから残念。

  • 隠れ家的イタリアンのイケメンシェフという設定は素敵なのに読んでいくうちにどんどん陰鬱な気持ちになっていく不思議な話だった。
    どの登場人物にもいまひとつ興味が持てなかったことが原因か。
    その興味なく知らない人たちに視点がころころ変わるのもちょっとついていけなかったな。
    唯一カバー絵が良かった。

著者プロフィール

井上荒野
一九六一年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。八九年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞受賞。二〇〇四年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞、〇八年『切羽へ』で第一三九回直木賞、一一年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞、一六年『赤へ』で第二九回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『もう切るわ』『誰よりも美しい妻』『キャベツ炒めに捧ぐ』『結婚』『それを愛とまちがえるから』『悪い恋人』『ママがやった』『あちらにいる鬼』『よその島』など多数。

「2023年 『よその島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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