- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758440233
感想・レビュー・書評
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愛と金と幸せと夢と…などなど、永遠のテーマをそつなく描いた作品
可もなく不可もなく
ドラマを読んだ感じかな
主人公は一見控えめに感じるが、好きなものに対する情熱が強く、またそれを自身で素直に認めることができる芯が強い人
結局こういった人が幸せになるんだと思う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的に憧れの職業である書店員、なかなか小説の主人公になることは少ないように思うのでそういう意味で楽しく読めました。
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ぼくは1,2年生の授業でときどき「読書感想発表会」というのをやっている。先日やったときも、思いもかけないような本が出てきたが、そのうち気になったのがこの『書店員の恋』と『君の膵臓を食べてしまいたい』である。『書店員』の方は、本屋に勤める女性たちの生き様をめぐる葛藤を描いたものだ。男性も現れるが主役は女性である。それは、やはり女性の方がつねに仕事と恋というもののバランスを考えざるをえないからだ。主人公の翔子は本好きの女性で、料理店を出したいというボーイフレンド大輔はいるものの、レストランのアルバイトで将来が見えない状態だ。この大輔とは、お互いシフトがあわなかったり、急に仕事が入ったりで、なかなかゆっくり時間を過ごすチャンスをもてない。そんな翔子が、当時のケータイ小説の売れっ子、青木譲二の本の販売セールを任され、その慰労会で思わずケータイ小説は新しいジャンルであって小説ではないと言ってしまったことから話は急展開していく。譲二も実は自分の小説に対し懐疑的であったが、それを誰からも指摘されないまま売れっ子になったことを苦悶していた。だから、それを指摘してくれた翔子は自分の可能性を新たに開いてくれる人に見えたのである。翔子は徐々に譲二に引かれていく。一方、ボーフレンドの大輔は日本にいてもだめだと限界を悟り、単身パリへ渡っていく。穣二は仕事をやめ、世界一周旅行をしようと翔子に提案し、出発の日にその気持ちがあれば空港までくるよう誘う。翔子ははたしてどちらを選ぶのか。この本を読んだ女子学生は、大人のどろどろした恋ですねという感想をもらしていたが、ぼくはこれは純愛小説だと思った。なんでも控えめで自己評価の低い翔子にはいらいらさせられるが、最後にはぼくが考えるような道を選んでくれた。
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書店員の話だから期待したのに、好みに合わなかった。
主人公にまったく共感が出来ず、譲二もいつの時代の男だよって感じだし。
帯に煽られたなぁ。
展開が唐突過ぎて読み手は置いていかれる感じだった。