金曜日の本屋さん (ハルキ文庫)

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著者 : 名取佐和子
  • 角川春樹事務所 (2016年8月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440295

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金曜日の本屋さん (ハルキ文庫)の感想・レビュー・書評

  • これはかなり私好みの本だ(°▽°)♪読みたい本が見つかる駅の中の本屋、お悩みが解決して心暖まる、話の中で紹介されている本を読みたくなる…と好きな要素がつまっている(^^)ジンが登場するたびに本屋の皆が切なくなっちゃうのが気になるから、早く詳細が知りたい!

  • 本屋も駅も、駅中も地下も秘密基地(!)も大好きです。

    「どうせ三年に上がることなく休学するから…」などと寂しそうだった大学生の倉井史弥くんでしたが…
    SNSではなく生で語り合える仲間、一緒に働ける人たちに出会えて良かった。
    明るい倉井くんになれました。
    キャラの印象もハッキリしているし、カフェのメニューにも内容が反映されるほど、本大好きな人たち。
    本当に居心地がよさそうな空間。
    最後の章は少し異質な感じでしたが、「金曜堂」の誕生の背景も具体的に分かったし、続編も楽しみです。

    第一話 「読みたい本なんか見つからない」
    『白鳥の歌なんか聞えない』庄司薫
    病床の父が、むかし史弥に貸した本を返して欲しいという。
    白鳥は死ぬ前にそれはそれは美しい歌を歌うって話だけど…

    第二話 「マーロウにはまだ早すぎる」
    『長いお別れ』レイモンド・チャンドラー
    史弥が捕らえようとした万引き客(?)と、キャンパスで気まずい再会!
    彼女から、ある人物を見張るよう依頼されるが…

    第三話 「僕のモモ、君のモモ」
    『モモ』ミヒャエル・エンデ
    〈金曜堂〉の喫茶部で、時々ピラフを食べている美少年の正体は?
    「僕と友達に、なってください!」

    第四話 「野原町綺譚」
    『家守綺譚》梨木果歩
    今でも辺鄙な野原町の郷土史には、河童も出たし、黒いうわさもあった。

  • 各話ごとに1冊の本がテーマとなっています。それぞれを読みたくなってしまう小説です。この店の書庫に入ってみたいなぁ。

  • ある日、「北関東の小さな駅の中にある本屋は“読みたい本が見つかる本屋"らしい」という
    ネット上の噂を目にした大学生の倉井史弥。
    病床の父に以前借りた本を返すように言われたが、じつは失くしてしまっていた。
    藁にもすがる思いで、噂の駅ナカ書店〈金曜堂〉を訪ねる彼を出迎えたのは、
    底抜けに明るい笑顔の女店長・南槇乃。倉井は南に一目惚れして――。


    少し前に読んだ
    村山早紀さんの「桜風堂ものがたり」と似た雰囲気で
    小さな本屋で働く話なんたけど、

    私はこちらの名取さんの方が読みやすくて好きだったな♪

    のんびりと時が過ぎるように楽しく読めました。

  • 何を読もうかとランキングを物色し、上位にあって皆さんの評価もまずまずというところでこの本を買ってみた。
    高校の同級生・男女3名で営む駅の構内にある書店が舞台。
    実在の駅ではないのだろうが、この前、北関東へ出張した時のJRから東武線に乗り換えた駅と、その跨線橋の上にあった書店はまさにそんな雰囲気の場所だったように記憶する。
    ネットで“読みたい本が見つかる本屋”との噂を頼りに、主人公がここに辿り着くところから始まる。
    そこで起こる事件に、本の中身を織り交ぜたお話が4つ。
    「白鳥の歌なんか聞えない」「長いお別れ」「モモ」「家守奇譚」が題材になり、それぞれの作品の中のセリフや文章が物語の要所で再現され、大事な役目を果たす。
    私、チャンドラーの訳者で清水俊二さんや双葉十三郎さんの名前が出たのには思いっきり懐かしいと感じたし。マーロウに出会ったのはもはや大昔。
    それ以外でも結構沢山の本が登場し、書店を舞台にした作品ならではのお愉しみ。
    サクサクと読めて、深みはないが口当たりは悪くない。登場人物の造形も良くある感じだが、悪い感じはしない。(主人公の、ファザコンお坊ちゃま振りと、かわいい女店長への思いが表現されるのが、いちいち鬱陶しいけど)
    主人公と書店の3名の内2名の育ちが明らかにされたが、店長の過去については仄めかされたのみなので、これはto be continued?

  • シリーズ化は間違いないと思うので
    今回は控えめに評価しました。

    これを書くのはとても難しかったと
    思います。

    金曜堂店長が選んでくれる本は
    名作ばかりですが 誰もが読み終えて
    いるとは限りません。

    現に私が読んだことがあるのは
    梨木香歩さんの「家守綺譚」だけ。

    でも…すべて読みたくなりました。
    読んで再び 金曜堂のみんなに
    会おうと思います。

  • 駅中の本屋さんでのお話。
    2017/8/13

  • 「読みたい本が必ず見つかる」とネットで噂の本屋。
    場所は行き交う電車の本数が少ない駅の跨線橋。
    メインの客はそこを最寄り駅とする学生。
    何故か日によってメニューの違うカフェ併設。
    何と書庫は建設途中で計画が頓挫した地下鉄のホーム。

    魔法も超能力も出て来ないのに、舞台設定を思い浮かべると何だかファンタジーめいて来て不思議な気分。
    お客さんがメインの話かと思いきや、お客さんが探し求める本を通して四人の店員の様々な事情が少しずつ見えてくる。
    そして本屋さんだけあって各章で取り上げられた作品は丁寧に紹介されていて、彼らと同じ様に手に取り読んでみたくなる。

    これ一冊では判明していない過去、解決していない問題が残っているので続編も読んでみなくては。

  • 北関東の小さな駅の中にある本屋は「読みたい本が見つかる本屋」らしい。ネットで噂を見つけ東京から2時間以上電車に揺られ着いた野原駅で店長・南槇乃に連れられた〈金曜堂〉にも「父が受け取ってくれる」本が見つからないと言った倉井史弥の事情を聞くとー

    ◆書店員さんが特殊能力で謎解きしちゃうのはベタ設定、でも「ただの謎解き」じゃないとこがいい。倉井の父子関係、猪之原と瀬見の今後、有名子役・津森渚くんの本心、野原町の河童が繋いだ過去。その背景にあったり背中を押したりする本を読んでみたい、既読だったらもっとこの本が面白かったはず、と思う。金曜繋がりのジンさんの話が、次作では読めるだろうか?と思いつつ。渚くんの、魂の叫び、良かったなぁ-…いい大人が周りにいて良かった。

  • 【収録作品】読みたい本なんか見つからない/マーロウにはまだ早すぎる/僕のモモ、君のモモ/野原町綺譚 
     ストーリーよりも、この本屋さん自体に惹かれる。

  • そんなに誰かの視線ばかり気にしていたら、自分の視線がなくなっちゃうよ。人間はみんな違うんだから、変人で当たり前、空気読めなくて上等って開き直っちゃえば。。。
    この言葉、今の自分にぴったり過ぎてフッと心が軽くなった。
    こんな本屋さんがあったら間違いなく通うだろうな。

  • 「そんなに誰かの視線ばかり気にしていたら、自分の視線がなくなっちゃうよ。人間はみんな違うんだから、空気読めなくて上等、ってひらきなおっちゃえば?」
    (P.93)

  • ちょっと気になるタイトルだったので。
    連作短編集。けれどこの本だけでは、きれいには解決せず。 まあ、なんとなくわかるような謎ではあるけれど。出てくる本は「白鳥なんか歌えない」「長いお別れ」「モモ」「家守綺譚」 チャンドラーは清水訳一択ですね、私は。

  • 本屋さんでなんとなく手に取ってみたら面白そうなので読んでみる事に。
    本が大好きな南さん達書店員がさりげなくほんの一文を紹介するところが良い!
    登場する本全て読みたくなる。

  • コミカルに描かれていて サクサク読める。

  • 【状態】
    貸出中(予約0)

    【内容紹介】
    ある日、「北関東の小さな駅の中にある本屋は“読みたい本が見つかる本屋"らしい」という ネット上の噂を目にした大学生の倉井史弥。
    病床の父に以前借りた本を返すように言われたが、じつは失くしてしまっていた。
    藁にもすがる思いで、噂の駅ナカ書店〈金曜堂〉を訪ねる彼を出迎えたのは、
    底抜けに明るい笑顔の女店長・南槇乃。倉井は南に一目惚れして――。
    人と本との運命的な出会いを描くハートウォーミングストーリー、開店!

    【キーワード】
    文庫・シリーズ・仕事・本屋・日常の謎


    ++++2

  • この本屋さんに行ってみたい!
    というよりこの本屋さんで働きたい!って思った一冊。
    本屋さんって一回働いてみたい場所だなぁ。

  • 言葉まで覚えていないと本好きじゃないように書かれると、嫌だな。

  • なぜか2巻から読んでしまった
    さらさらと読める本だった
    徐々に金曜堂のメンバーになっていくバイトくん。

  • 読みたい本が見つかる本屋さん「金曜堂」。
    よくあるパターンのような気もするけど続編に期待。

  • 北関東の小さな駅の中にある本屋は“読みたい本が見つかる本屋"らしい…にひかれて読んでみた。
    特別な力があるわけじゃなくて、本に特別な愛情があり、ある事情から在庫がたくさんある本屋さんだったんだけど。
    駅の本屋さん・秘密基地(みたいなもの?)・小さな謎解きと私の好きなものが詰まったお話。

  • 最近、本屋・書店・書店員ものの小説が多いが、本作はどちらかとういうと文学寄り。
    庄司薫『白鳥の歌なんか聞えない』
    レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』
    ミヒャエル・エンデ『モモ』
    梨木香歩『家守綺譚』
    など。
    読みたいものが見つかる本屋さん。
    いいな。

  • 「読みたい本が見つかる本屋」というのはべつにフシギな事が起こるわけではなく、特別な事情で在庫が豊富なのと、書店員さんたちの本好きがもたらすもの。想像力を駆使して一日だけのチャンスでも売り上げに繋げようとする南さん、がんばって。
    ストーリーは、1冊の本を巡って、書店とお客さんが出会い、関わっていく。本を引用しているので、その本を読んでいなくてもわかるところがいいですね。そして、読みたくなります。
    まだまだこれから話が動いていきそう。これは第1巻、という気がするので、続きを楽しみに待とうと思います。

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