幻想古書店で珈琲を心の小部屋の鍵 (ハルキ文庫 あ 26-4)

著者 :
  • 角川春樹事務所
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758440721

感想・レビュー・書評

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  • 大好きなシリーズ新刊をサイン本でゲットという嬉しい1冊♪
    アモンもコバルトも、なんて魅力的なのだろう。
    三谷も、ナイスキャラだし。
    風音と子猫の組合せって!その後の子猫ちゃんの様子も、ぜひとも見せてほしい。
    そんな中、司があまり成長していない感じがもどかしい。
    まぁ、ゆっくり成長してくれれば、シリーズがそれだけ長く続くというのであれば歓迎ではある(笑)

  • 再読2回目。
    シリーズ物なので、そろそろ飽きてきてもいい頃なのにまだまだぜんぜん大丈夫。「魔神」とかいうワードがサラッと出てきてもなぜか「日常の続き」として受け入れられてしまうから不思議。

  • 「司、亜門と人の心について考える」
    豹変した友人が気掛かりなのは。
    八方美人と呼ばれ色んな人と仲良く出来る事は才能の一つだと思うが、ただフラフラと自分の楽な道を選んでいたら自らが犯した罪にも気付かぬだろうな。
    いつもと違うと察したのであれば、見た目を気にするよりも何かあったのか尋ねるのが先ではないだろうか。

    「身近で便利な珈琲」
    年末年始に彼が行いたかった事。
    人間からしてみれば普通の事でも彼は悪魔であり人ならざる者だからこそ、年越し蕎麦や初詣などに興味を持ち体験してみたかったのだろうな。
    新年早々いくら短縮営業とはいえ書店が空いている事に驚きだが、止まり木にはどうやって戻るのだろう。

    「ツカサ・イン・アンダーグラウンド」
    踏み込んだ先の結界にあった物。
    リアルなボードゲームの再現というのは凄いと思うが、実際にやってみたいかというと一振に自らの命がかかっているだなんて恐ろし過ぎて遠慮願うな。
    子猫を見守る自分自身がバレたくなかったのか子猫に対する過保護過ぎる物だったのか、後者ならばやり過ぎでは。

    「猫とチョコレートと珈琲」
    なるべく可愛らしさが残る物を。
    遊び方や遊ぶ人により楽しさは変わるだろうが、彼が結局購入した物は可愛らしいのはタイトルだけであり中身は中々に恐ろしい内容の物ばかりだな。
    手札がどれだけ意味不明な物だらけでも、アクシデントに対応さえ出来たら生き残れるというのは面白いな。

    「司、亜門の真意を知る」
    最後に一目でも会いたい気持ち。
    何も知らぬまま彼女が消えたら最期に逢えて彼女は幸せだろうが、彼は諦める事無く何年かかろうが彼女の事を探し続けていただろうな。
    相談した答えが相手が精霊である為と言われたら、誰だって混乱するだろうし考える時間を求めるだろうな。

  • 猫のために結界をはる風音くんと、その結界に翻弄されるコバルトさんと司くん。
    珍しくコバルトさんが守ってくれますが、ここぞというときはさすが亜門。まさかの物理。戦いにステッキはいらないですね。
    みんな一緒にハッピーエンドを迎えてほしいです。

  • シリーズものの途中からいきなり読んでしまった。でも人物紹介のページがあるので完全に置いてけぼりにならず読めた。ファンタジーな世界になかなか入り込めなかったけど、後半からは馴染めた。主人公が男のはずなのにやたら女性ぽくてBLかと思った。絶対成功のクリティカルってどういう意味?

  • まるで恋人同士のような口説き文句を司くんも亜門さんも言っているような気がして心が踊る。
    ダンジョンの亜門さん登場シーン格好良過ぎるでしょ
    司くんが女の子なら完全に惚れていた

    亜門さん、コバルト、司くん3人が幸せになれるエンド・・凄く難しそう

  • 今回のメインはコバルトと司が風音を探す感じ。
    小部屋に迷い込んで色々な仕掛けに引っかかりながら先に進むという笑
    コバルトが司を守ってる辺り格好良いな!!!って思った。
    でもやっぱり司を守れるのは亜門だったね。笑

    早く続きが出てほしい!気になる。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『怪談都市ヨモツヒラサカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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