カワイイ暴君になれば 恋もお金も思うがまま!

著者 : 幸川玲巳

• 開発社 (2015年12月2日発売)

感想・レビュー・書評

[三条司さんの感想 · 2016年3月18日]

定期的にこういう本を読みたくなるのは、なんなのでしょう。現代病？笑

不倫を否定しない本を、初めて読みました。それだけ、不倫に関わっているひとが多いということなのかもしれません。どういったきっかけでそんなことになるのか、私にはさっぱりと見当がつきませんが。ただ、否定しないと言っても、そのままでいいのよ〜というような甘々なアドバイスではなくて、「やるならやれ。だけど、やるんだったら己の命賭けてやりやがれ！」みたいな、覚悟があるひとだけどうぞというスタンスは、好きでした。個人的には不倫否定派ですが。

著者がすごくパワーに溢れているというか、母性とは違う、仲間とも違う、女帝のようなパワーを持っているひとなので、喝を入れられたいひとに一番響くかもしれません。いろんなものの刷り込みで、我慢しなくちゃいけないとか、高望みしちゃいけないと萎縮しきっているひとにとっては、自分を解放してあげる第一歩になるかもしれません。