- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759222432
作品紹介・あらすじ
「きょうはわたしのたんじょうびです。66さいになりました」と始まる日記は、学校に行けずに苦労したおばあちゃんの日常がいっぱいです。苦労をものともせず元気にユーモラスに生きる、文字を獲得する喜びにあふれた絵本。
感想・レビュー・書評
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後半は泣けてきて外では読めない。力強くて愛嬌ある絵が余計に切なくなってきた。
識字率99%の国がある一方で教育の機会に恵まれず零れてしまった人の大変な苦労を垣間見た。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
字を書く練習を始めたおばあちゃんの話。日本は今では識字率99%を超えるが、勉強する機会がなく大人になった人も居ることに胸が痛む。力強く書かれた字がいい味を出している。
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幼い頃に字を学べなかった時代があること、大人になってから字を学ぶ教室に通う方々の存在を、背景を、社会での不便さを、広く若い世代の人たちに知ってもらい、考えてもらう良書。
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文字が学べる環境に感謝
子供に伝わったらいいな -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00609422
「きょうはわたしのたんじょうびです。66さいになりました」と始まる日記は、学校に行けずに苦労したおばあちゃんの日常がいっぱいです。苦労をものともせず元気にユーモラスに生きる、文字を獲得する喜びにあふれた絵本。 (出版社HPより) -
識字・日本語教育とは…を考えるときの、私のバイブルです。学習者の権利という基本に立ち返らせてくれます
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2013.10.18読了
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文字が書ける、分かるってうれしくてありがたくて、学んだり文字で人とコミュニケートができるって楽しくて便利なの。絵本の「あとがき」をぜひ読んでみてください。自分の思ってる「当たり前」って、当たり前ってなんだっけ、当たり前ってないんだった、など思い返すきっかけ絵本だった。
文字は道具、行動の原動力は「思い」。文字に限らず、道具を使うときに原動力となるのが「思い」。道具がある、道具の使い方を知っているのは、思いを実現するとき便利。