放送禁止歌

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著者 : 森達也
制作 : デーブ スペクター 
  • 解放出版社 (2000年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759254105

放送禁止歌の感想・レビュー・書評

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    ── 森 達也《放送禁止歌 20000701 解放出版社 20030606 知恵の森文庫》光文社
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4759254102
     
     Mori, Tatsuya 作家 19560510 広島 /明治大学特任教授
    /ドキュメンタリーディレクター、ノンフィクション
    http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0845.html
     松岡 正剛の千夜千冊
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070722
     封印歌謡 ~ Taboo Songs ~
     
    (20171105)
     

  • 「放送禁止の歌」など無かった!それは。思考放棄したメディア関係者の共同幻想でしかたなった。
    前半は「放送禁止歌」というドキュメンタリーを企画し、撮影し、放送に至るまでの話。
    後半は放送禁止に纏わる「差別」の本質に迫る内容。
    デーブ・スペクターが珍しくもふざけないで彼の国での「放送されない曲」について語る。
    「放送されない曲」はあるけれど、「それは言論の自由を守るために自ら放送しない」ということと、「思考停止して面倒だから放送しない」日本とは全く状況が違うという。
    「竹田の子守歌」に迫る話も面白かった。

  • 森達也の本領発揮
    素晴らしい本です
    4.7点

  • 森達也の本は、確か「死刑」という本を皮切りにしてほとんど読み尽くしていると思う(「死刑」以後は読んでないかも知れないが)。その彼の本の中でもこの「放送禁止歌」は、彼の存在を知らしめることになった本として結構有名だと思うのだが、実はわたしはこの本は今まで「読みたい」と思ったことはなかった。今回ついにこの本を読もうと思ったのは、こないだ「パッチギ!」を観たからだった。

    この本は2000年に出版されたものだが(「放送禁止歌」のドキュメンタリー自体は'99年5月)、読み進めていてどうも今、わたしが読んだり聞いたりしてることとあまり変わらないじゃん?と思い始めた。例えば「大切なことは知ることだよ。見て、触れて、感じることなんだよ」(130p、デーブ・スペクターが言った言葉)という言葉は、この間「ある精肉店のはなし」を鑑賞後のトークイベントで北出さんが言ってた「まずは知ること」という言葉と全く同じだ。

    あ、ここからいろいろ考えてたら何も書けなくなってしまった(笑)解同に関してはわたしは全然知らないわけじゃなく、ただこの本に書かれてる「確かに糾弾はあった。だけどさ森さん、勝手な言い分かもしれんけど、メディアは誰一人として糾弾には反駁せえへんのよ。信念をもっているのなら、同盟に反論すればええやないか。誰も反論せえへんのよ。みんなあっさりと謝ってしまうんですよ。(後略)」というのを読むと(わたしはメディア関係じゃないですけどね)「果たして、反論できるのかなあ?」って思ってしまうことがあって。。でもやっぱりあれは「臭いものに蓋」みたいな対応じゃないかって思ったりも一方でするし。。(何言ってんだか分からなくて済みません)


    ただ、だからといって解同怖いとか、そういうつもりは一切なく、人権を回復する手段として激しい言動に出ることも時には必要ではないかと思います。今、何かにつけて「権利を声高に主張する」と非難めいて言われたり目にすることが多いんだけど、権利を持っていないからこそ権利を声高に主張するわけで、持ってる人がそういう風にして非難するときは「持ってる人間が何言ってんだ」って思うし、持ってない人間がそういう風にして非難するときは「多数側に何媚びてんだよ」と思ってます。

  • メディアの姿勢というものが放送禁止歌というものを通じて伝わってきました。加えて、差別に対する私たちの姿勢も考えさせられます。

  • 図書館にて借りました。

    gooのサイトで放送禁止歌再び!と云うニュースを見つけ興味を持ちました。
    内容や歌手の事情でお蔵入りになった作品がある事を知りこの本を借りました。
    それまで、放送禁止歌って都市伝説だと思ってました(^^;

    紹介されている歌で岡林信康さんの「手紙」と云う歌が心に残りました。
    一度聞いてみたかったです。

  • 再読。

    ドキュメンタリー的に書いている。


    結局は、各メディアの「臭い物に蓋」だったり、言葉刈りを受けての事勿れ主義だったりちゅうことで、年々気骨のあるメディアがなくなってつまらんちゅうこと。

    番組の方を見てみたかったな。

  • この手の内容の話は、非常に興味をそそられます。面白いです。

    いわゆる「放送禁止」とされている歌のほとんどは、実際に禁止されているわけでもない、クレームが入ったわけでもない。
    単なる放送する側の自主規制。
    そしてメディア全体が右倣え。
    それがそのまま何年も申し送られ、「本当にいけないのか、何故いけないのか」誰も何も疑問にすら思わず、そのまま受け入れる。

    放送禁止歌のいくつかの歌詞も載っていましたが「がいこつの唄」、とてもいい詩だと思います。

    部落差別についても触れられていますが、世代なのか、私が東北、東日本の人間だからか、何故「部落」という言葉にこんなに差別がこもってるのかがいまいちピンとこないのです。
    私の親の世代くらいまでは、普通の会話に出てくる言葉なのです。
    差別の意味はなく、単なる「地域」を示す言葉として。
    最近のテレビで、仮設住宅に住む人のインタビューで「(家は津波で流されてしまったので)この仮設住宅が新しい部落になっていくんだろう」と言っていたおじいさんがいました。
    やはりそれも、「仮設住宅が差別されていくだろう」という意では決してなく、新しい「コミュニティ」が出来ていくのだという希望の言葉でした。

    でもやはり関西では根の深い、悲惨な状況が今でもあるようです。
    この事については、学生の頃にサラっと教科書でみただけ、言葉は知ってても内容まで習わない。
    その程度の私は、知りたいと思いつつも、怖いという気持ちもあります。

  • 放送するリスクばかりでなく、禁止するリスクもとらなくなっているんだそうです。文句言われるからやめとこう、と。自粛と萎縮。

  • 規制は本当に実在しないのか、疑問が残る。

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