もう一つの出会い 新装愛蔵版

著者 :
  • 海竜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759307511

作品紹介・あらすじ

人生をかえた三十八歳ゼロからの出発。波瀾の軌跡から掬い上げた生きるということ愛するということ。宮尾登美子珠玉のずいひつ集装いも新たに、今甦る。

感想・レビュー・書評

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  •  青い空、黒潮、カツオ、よさこい節・・・、土佐っ子人情とは、土佐の土壌に育った厚い人情だそうです。宮尾登美子(1926.4.13~2014.12.30)「もう一つの出会い」、2003.2新装愛蔵版、1982刊行。家の職業が芸妓娼妓紹介業だったからかどうか、名門県立第一高女の試験に落ちたことは相当のショックだったようです。17で結婚、18で長女を、満州から引揚げ、結核に。38歳、ゼロからの出発、死ぬ覚悟で離婚、そしてすぐに子連れ再婚。宮尾登美子さん。白足袋の美学は女の心意気と!凛とした生涯、落葉の風景が好きと。

  • 大御所の宮尾女史の作品を読むのは実は初めて。歴史を描く彼女の暮らしや考え方は意外と逞しい!?

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著者プロフィール

1926年高知県生まれ。『櫂』で太宰治賞、『寒椿』で女流文学賞、『一絃の琴』で直木賞、『序の舞』で吉川英治文学賞受賞。おもな著作に『陽暉楼』『錦』など。2014年没。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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