あきらめない人生―ゆめをかなえる四〇からの生きかた・考えかた

  • 18人登録
  • 3.40評価
    • (1)
    • (0)
    • (4)
    • (0)
    • (0)
  • 5レビュー
著者 : 池田理代子
  • 海竜社 (2005年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759308747

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロバート キヨサ...
有効な右矢印 無効な右矢印

あきらめない人生―ゆめをかなえる四〇からの生きかた・考えかたの感想・レビュー・書評

  • ベルサイユのばらで一世を風靡した漫画家、池田 理代子さんが47歳で音楽大学に入学して声楽家となった体験をもとに書いたあきらめない人生。素晴らしいですね。私も年齢を言い訳にしないで、夢を追っていきたいです。

    十代のうちは、人間として生まれてきたからにはできるだけ素晴らしい仕事を成し遂げたいとがむしゃらに生きてきた。40代を過ぎて、悠遠な宇宙の摂理の前に、自分なんかは路傍の石に過ぎないという諦念のもと、失敗を恐れず残された時間を生きようと腹をくくることができたそうです。

    確かにそうですね。私も日々様々な決断や苦悩を抱えていますが、悠久の宇宙の前ではささいな、どうでもいいようなことでしょうね。自分を中心に考えると何事も深刻になってしまいがちですが、私が仕事に失敗してのたれ死んでも、悠久の宇宙の中では些細なできごとだとでしょう。私もそう考えて、肩肘張らず生きていきたいものです。

  • まず音楽の道から、本の世界の来たという事だけでも私はとても驚いた。自分の可能性を信じている事。はとても難しい事だと私は思っていて、逃げ道してばかりだけれど、池田さんの人生、努力の塊だと思いました。
     また普段使わない言語から、努力が滲み出るほど感じられました。40からだけに留まらず20代手前でも、ふっ思う事を率直に書いていて針で刺されながら読んでいる気分でした、笑

  • 漫画「ベルサイユのばら」の作者として有名な池田 理代子さんが、50歳を超えて振り返る自らの半生、そして人生観を赤裸々に綴った傑作。

    47歳にして東京音楽大学の声楽科に合格し、50歳を越えてプロの声楽家としてデビューしたという稀有な体験に基づいた、「あきらめない」信念が胸を打ちます。

    「先に限りがあるとあらかじめ分かっていて、決して一流にはなれないと分かっていて、それでも全力で挑戦せずにはおれない悲しみというものが存在することを、私はこの頃しみじみと味わっている」
    (本文より)

    正直いってこの人が、ここまで真摯な努力家だなんて思ってませんでした。運よく成功を掴んだラッキーガール、くらいにしか思ってなかった。浅はかでした。
    自分は本を読んで泣くことなど滅多にないのですが、池田さんの声楽の師匠である東敦子さんが、末期ガンに冒されながらも最期まで声帯に悪影響のある治療(放射線照射やホルモン療法など)を拒み、
    「神様から頂いた喉だけは無傷のままお返しできました」
    と言って亡くなった逸話では涙が零れるのを止められませんでした。

    また、自分は滅多に他人に本を薦めることは無いのですが(なんだか押し付けがましい気がするので)、この本だけはすべての人に一読なさることを強く強くお奨めします。

全5件中 1 - 5件を表示
ツイートする