- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759311457
感想・レビュー・書評
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テレビと同じように、要点が簡潔にまとめられ、引っかかりそうな用語も丁寧に解説してくれている。
非常にわかりやすい。
初めてこのシリーズの本を手に取ってみたが、
他の本も試してみたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012/6/3検察審査会、ギリシャ財政破綻、アメリカ経済復活がためになった。★4
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メモ
▼郵政民営化
日本郵政
集配、窓口、貯金(ゆうちょ)、簡易保険(かんぽ)
▼検察審査会
不起訴になった人を再度一般人が審査
強制起訴が新たにできた
▼教科書改訂
ゆとり教育から詰め込み教育へ
教科書作成まで6年もかかる
▼中高一貫
公立の中高一貫校がぞくぞく
▼核兵器削減
▼北朝鮮の核開発
広島はリトルボーイ(ウラン型)
長崎はファットマン(プルトニウム型)
ウラン235は核分裂しやすい。ウラン238はしにくい。
ウラン型爆弾は作るの簡単だけど、資源少ない。
プルトニウム型は実験が必要。
核実験やってるとこはプルトニウム型。
▼デノミ
新しいお金の単位にかえること
北朝鮮はソ連から経済援助してもらえなくなり、闇市場ができて、儲かる人がでちゃって、社会主義じゃなくなっちゃうから、新しい単位にしちゃえ!
▼朝鮮半島
哨戒艦沈没
バブルジェット現象をおこす新型魚雷
韓国と北朝鮮の海上の軍事境界線が確定してないから揉めちゃう
▼ギリシャ財政破綻
ギリシャはユーロになれば観光客もっとくるかな
だったら、財政赤字少なくウソついちゃえ。
ギリシャは年金とか公務員の給与とか国民に優しすぎる
あと、脱税が多い。スーパーのレジとかも。
PIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)は借金で太っちゃった国
▼アメリカ経済復活
サブプライムローンによるリーマンショクは82兆円もの損失
ゴールドマンサックスが同じ目にあわなかったのは、 投資銀行から商業銀行(普通の銀行)に衣替えしたから。
FRBに支援されることになった。あとは政府との結びつきつよい。天下り的な。
2年で回復できたのはFRBのバーナンキ議長のおかげ。
銀行にたいして、アメリカ国債や社債などの積極的な買取をして、お金の循環をよくしてった。
出口戦略とは、経済回復のために打った、実質ゼロ金利政策をいつ解除するか。そのままだとインフレになっちゃうからね。 -
2015/4/20読了。
外交系の一冊よりも面白みには欠けたけど、やっぱりわかりやすかった! -
3/10
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図書館。
図書館に全部そろってるといいけど。。 -
北朝鮮のデノミがなぜ、経済混乱(物資が店頭から消える!)を招いたか、ギリシャがなぜ財政赤字を隠したのか?破綻したリーマンと反映しているゴールドマンサックスとの違いは?、郵政民営化の真の狙いは?など頭を整理するのに役立ったように思います。初歩的とも言える疑問ですが、池上氏の説明は非常に明快で分かりやすいですね。
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いろんな本を見たが、サブプライムローンに関して、一番わかりいい説明をしていた。やはり子供やアホに語るという視点を貫いているからだろう。変に感心しながらページをめくった。
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・かんぽと呼ばれるのは、民間の保険会社に比べて審査が簡単だから。その代わり高い保険金はかけられない。
・1965年、核兵器を搭載した戦闘機から米空母から沖縄近海に落下した。今でも眠っている。
・リーマンブラザーズはリーマンショックのあと、FRBの援助を受けられず倒産した。なぜならFRBは普通の銀行の監督をするところで、投資銀行は管轄外だったから。そのため、ゴールドマンサックスは、投資銀行ではあったが、危なくなるや商業銀行に衣替えし、援助を受けられることになった。