老年になる技術―曽野綾子の快老録

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著者 : 曽野綾子
  • 海竜社 (2012年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759312218

老年になる技術―曽野綾子の快老録の感想・レビュー・書評

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  • 曽野さんが赤線を引いて老後に読みたいとチェックを入れていた言葉集。
    出典書名
    人びとの中の私、幸せの才能、悪と不純の楽しさ、心に迫るパウロの言葉、至福の境地、それぞれの山頂物語、安逸と危険の魅力、ただ一人の個性を創るために、中年以後、地球の片隅の物語、燃えさかる薪、平和とは非凡な幸運、戦争を知っていてよかった、大説でなく小説、都会の幸福、湯布院の月、言い残された言葉、狸の幸福、人はみな「愛」を語る、晩年の美学を求めて、あとは野となれ、自分の顔相手の顔、ほんとうの話、三秒の感謝、紅梅白梅、別れの日まで、近ごろ好きな言葉、悲しくて明るい場所、貧困の僻地。

    好きでない事に関わっていたくない。勝気や見栄を捨てた時、人間は解放される。受けるよりも与える方が幸いである。人間にとって最も残酷なのはお前はもういらないと言われる事。楽しくないと病気は治らない。「老年最期にしてはならない事点滴は細胞を水浸しにするようなもの。気管切除は最期の言葉を奪う。人間は死ぬまで意思表示のできる状態でいなければいけない。」「子供がなくとも人間として与えて生きてきた人はすでに自分が生きた証を後世に伝えたという自覚を持てる。最期の日にその人は為すべきことをした安らぎのうちに死ねる」危険な会話をする事で友達ができる。物事に余裕を持ったり潤いがあるというのは、百点満点でない自分と他人の生き方に自然な人間性を見出しつつ、しかし謙虚に生きる技術。生きる事は働く事。幸も不幸も人生にはつきものだと均してみる癖をつけておかないと人生辛いばかり。キリスト教で神は今私達の目の前にいると規定している→全く仏教と同じ事に驚く。

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