94歳から10代のあなたへ伝えたい大切なこと

著者 : 吉沢久子

• 海竜社 (2012年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[後輩ちゃんさんの感想 · 2022年9月27日]

「もう一度、子供にかえりたい、あの頃は、何でも楽しかったけれど…」これは大人になっていってる証。大人になると、幼いときには味わう力のなかった喜び、たとえば美しい音楽を聴いて、生きていることの美しさや喜びを感じる力ができてくる。(本編より)

「楽しさ」を感じるのは、一つの才能

成長することで楽しさの幅が広がるって考えたら
ちょっぴり気が楽になる気がする

著者プロフィール

吉沢久子

一九一八年、東京生まれ。文化学院卒業。生活評論家、エッセイスト。十五歳から仕事をはじめ、事務員、速記者などを経て、文芸評論家の古谷綱武氏と結婚。家庭生活の中からの見聞や、折々の暮らしの問題点、食文化などについて提案し、執筆や講演活動、ラジオ、テレビなどで活躍。姑、夫と死別したのち、六十五歳からの一人暮らしは三十年を超えたが、二〇一九年三月、一〇一歳で死去。著書多数。

「2021年 『１００歳の１００の知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」