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- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759314687
感想・レビュー・書評
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仏教の禅宗に通じることが学べるかな、と手にとってみたけど哲学だった。
たとえば、天然自然の理。作者はこれを説明するのになぜ人は歩けるのかという私たちにとて当たり前の行動を使っている。
これは「あなたのものではない」と「自分の思うようには動かない」白隠さんは言った。あなたの命は天然自然の理である、と。
正直、なんのこっちゃ? である。足が動くのも呼吸するのも脳からそう指示され電気信号が筋肉を伝わり――というのが一般的な人の認識。理科で習ったと思う。
しかし、作者は白隠さんの言葉をこう訳す。
理とは宇宙のどこにでも働く生命。あなたの命はあなたのものではない。宇宙のすみずみに活動している、でっかく、すごい、命の一部だと。
こういう内容が続く。悟りを開くとは哲学の結論に行き着くと言うことなのだろうか? 読みやすいが内容を理解するのは現代の固定概念をもつ私には、中々難しいものがある。
作者による超訳が、過ぎたのかも知れない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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