本物のおとな論 人生を豊かにする作法

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著者 : 外山滋比古
  • 海竜社 (2016年9月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759314809

本物のおとな論 人生を豊かにする作法の感想・レビュー・書評

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  • ”世間ずれしている。純粋ではない。と同時に、洗練されていて、野暮、幼稚ではない。この二つの意味を兼ねるのが”大人”である。”
    ーーー外山滋比古『本物のおとな論』海竜社, 2016年 P.191
    『思考の整理学』で有名な知の巨人・外山滋比古氏の著書。
    中年になっても、大人になりきれない大人が増えている現代に警鐘を唱える外山氏が、大人のふるまい、生き方について書いた1冊。
    *
    ”正直ではなく、白いウソをつくのが大人である”
    ”裁くのではなく、他人を応援するのが大人である”
    外山氏独自の大人の流儀、トリを飾ったのは、”矛盾しているのが、大人である”。
    知識や理屈だけでは、生きていけない。
    矛盾を抱え、世間ずれしながらも、洗練さを持つのが、大人である、と外山氏は言う。
    *
    言動が矛盾する上司にイライラしたり、言ってることがコロコロ変わる人たちに振り回されたりしがちな私には、ぐさっときました。
    正論は、往往にしてまかり通らない。そもそも正論なんて、時と場合に応じて形を変える、あやふやなもの。
    世間ずれと、洗練さ。両者を併せ持つ大人になりたいなぁと思う今日この頃です。

  • こういう本が出るほど世の中に大人と呼べる人が少ない時代なのか。。日本語は曖昧な言い方をするけど、曖昧は平和なことばであって、洗練された言語は必然的に婉曲で多義的になる、っていうところがなるほどと思った。

  • 戦前までに築き上げられてきた日本人の大人が自然と身に付けていたものを、戦後の教育によって、学校は生活を身に付ける場所ではなくなってしまい、子供のままの大人が増えてしまった。
    著者の考える大人になるためには何をやるべきかが書かれている。
    このような著者の考えをまとめた本も自分の価値観を振り返る機会になるので、良い機会を得られると思う。

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  • 最近は、子供っぽい大人が多いという主張。

  • 大声で叫ぶようにしてしゃべる人は、たいてい、よく考えていない。借りものの言葉をただまくしたてているだけ。偽りのセリフだから立て板に水のようにしゃべりまくることができる。他方、大平正芳首相は、たえず言葉に詰まり、アーとかウーとかを挟んでしゃべっていた。雄弁家からは馬鹿にされたりからかわれたりしていたが、「アー」とか「ウー」とかの合いの手を取ると、ほぼ完全、正確なセンテンスであったことが没後、判明している。言葉に自信を持てないから、間が持たないから、つい早口になる。大人は早口でしゃべらない。余計な声は出さず静かに笑っている。
    かつては若いうちに大人になることができたけれども、いまはそうはいかない。問題は中年になっても大人になれない人が少なくないこと。手遅れになる前に大人になるための努力をはじめなくてはならない。苦労による経験拡大の方途をさぐるのが知的人間の生き方。本書は、様々な視点から大人の在りかたを学ぶことができる。

  • 日本ではジェントルマンと呼べる人は少ないですね。
    言葉では西高東低というのは腑に落ちませんが…

  • 威張ることなく、慎んで生きるのが大人である。正しい言葉遣いや歩き方など、気をつけてできるものもあるようだった。同じエピソードが何回も書いてあった。。

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