おとなの頭を磨く生き方講座

著者 : 陰山英男

• 海竜社 (2017年2月8日発売)

感想・レビュー・書評

[ベルガモットさんの感想 · 2022年6月4日]

図書館
23子供たちを伸ばすためにアイデアを思いつきそれを実践していく、思うように成果が出ればこんなに面白いことはありません
その事によって給与がもらえて保護者や子供達から感謝されるのですから、こんなに楽しいことは他にないのです
29人は成長しなければ楽しい面白いと感じることはできません
53三十歳を超え社会の実態が見えてくると、やはり背伸びしなかったことを後悔するようになるのです
私にすれば学力を高めるのはそれほど難しいことではありません
問題はむしろ自分の願いが叶う生き方を見つけることです
69自分の人生の最大の評価者は自分なのだから自己満足、大いに結構
87マインドマップのように思いつくまま形にとらわれず書く◯
何か問題があった時にはそれを分かりやすく箇条書きにしていくこともいい

87ひとり会議、ひとりブレストをし、発想をどんどん出していきます
するとあたかも議論の相手がいるかのように自分の考えや良さや弱点が見えてきます
93ノート等に思いつくまま、気がついたことや問題となっていること、困難を感じていることを思いのまま躊躇せず思いっきり書いていきます
これを手帳に記録していく時は、課題を整理し箇条書きにするよう心がけてます
その困難をひとつひとつ細かい要素に分けて分析し、課題を明確にすべきだから
出来る限り箇条書きにし、そこに優先順位をつけることで、問題の本質がどこにあるか自分自身が気づくようにする

[kimikokumikenさんの感想 · 2017年4月22日]

「百ます計算」「読み書き計算」の反復学習に取り入れた勉強方法で、お馴染みの作者の指導の仕方。

苦労が苦労で終わり、評価されないのに、頑張らないといけないのは、良い結果に結びつかない。
自分のしていることが、楽しい、面白いと、感じられることこそ仕事に熱心になれるし、続けられると。

バイリンガルの人を見かけることも多くなってきて、どんな頭の中の構造をしているのかと、いつも思ってしまう。
今、正しい日本語でさえ、おろそかな人の多いのに、、、
小学校からの英語教育、バカロレアの入学方式、グローバル世界へ羽ばたくには、このような努力が必要である。
しかし、勉学のみだけでなく、秀でている仕事も沢山あるのだから、一概にこの本が、いいとも思われないのは、私の勉強不足せいかもしれない。

著者プロフィール

陰山ラボ代表（教育クリエイター）、NPO法人日本教育再興連盟 代表理事。全国各地で学力向上アドバイザーを務めている。『学校を変える15分 常識を破れば子どもは伸びる』（中村堂）、『早ね早おき朝5分ドリル』シリーズ（Gakken）、『陰山英男の「集中力」講座』（ダイヤモンド社）、『徹底反復「百ます計算」』（小学館）など著書多数。

「2023年 『6年分の基礎が身につく　小学生教科書クイズ700』 で使われていた紹介文から引用しています。」