化学者たちの感動の瞬間―興奮に満ちた51の発見物語

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制作 : 有機合成化学協会 
  • 化学同人 (2006年12月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759810806

化学者たちの感動の瞬間―興奮に満ちた51の発見物語の感想・レビュー・書評

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  • 20140603。読んでない。また、借りる!

  • ノーベル賞を受賞した 鈴木章 根岸英一 の2人の研究領域を知るのによい本を探したら、本書に行き当たりました。

    日本の産業界に貢献してきたとい意味で、これまでの受賞者よりも、多くの産業界の人たちが感謝と共感を示しているようです。

    有機合成化学という分野も、勇気を与えられ、これからもますます発展していくことが感じられます。

  • (2011.02.01読了)(2011.01.20借入)
    2010年のノーベル化学賞を受賞した、鈴木章さん、根岸英一さんの文章が収められているということなので、授賞発表の直後ぐらいに図書館で予約しました。年が明けてからやっと借りることができました。
    化学の研究者や学生向けに作られた本なので、ぼくのような素人には、ちんぷんかんぷんです。せっかく借りたので、流し読みをしてみました。
    化学というのは、思った以上にやってみないとわかない世界であり、結構、手順や操作を間違えたことによって、いい結果が得られてしまうことがあるようです。
    有毒ガスが発生して、危険な目に会う人もいるようです。光がたくさん当たるところと、とそうでないところで結果が違ったり、日本でうまく行ったのが、アメリカではうまくいかないので、よく調べてみたら、日本で使用した薬品に不純物が混じっており、それが化学作用に影響していたことがわかったとか、微妙なところに注目することも重要なようです。化学作用で、何か生成された場合に、それがなんであるかを調べないといけないというのも、なるほどとうなづけるのですが、そのための機械や方法というのも面白そうです。

    「本書の51人の執筆者は、有機合成化学関連のさまざまな研究分野で優れた成果を上げられた方々である。これまでの研究過程で経験された「研究開始の発想」「研究遂行上の苦労」「セレンディピティ」「失敗の教訓」などを含めて、さらには「発見の感動」「成功の喜び」などの生々しい体験や日ごろの思いを、比較的短い文章にまとめていただいた」(ⅲ頁)

    常識にとらわれず何でも試してみることが研究者には非常に重要である。(17頁)
    札幌で我々が行った反応系で使用した窒素ガス中に含まれていた少量の不純物酸素が触媒となって反応を促進することが明らかとなった。米国では当時すでに純度の高い窒素ガスが市販されていたので、触媒として十分な量の酸素が存在しなかったため、反応が起こらなかったわけである。(42頁)
    有機合成の実験は、ペンシルロケットの打ち上げみたいなもんだ。本物のロケットと違って、いくら失敗してもいいから、どんどん打ちあげて、落ちたらなぜ落ちたか、今後どうするかを考えればいいんだよ(44頁)
    起こった事象の価値や良し悪しを見分け、どんな新しいことが中に含まれているかを見抜く眼力を持っていなければ話にならない。深い知識と鋭い洞察力なしには、当然ながら価値ある事象を見落としてしまう。(52頁)
    「幸運は用意のできている心に味方する」パストゥールの金言(67頁)
    (2011年2月1日・記)

  • 三葛館一般 434||YU

    2006年発行の本書は51の化学発見についてかかれています。
    もちろん今年ノーベル賞を受賞された、鈴木彰、根岸栄一両氏の発見も掲載されています。
    他の49の発見のなかから将来ノーベル賞受賞もありえることでしょう。
    未来を先取りしてぜひ一読を。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=58364

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化学者たちの感動の瞬間―興奮に満ちた51の発見物語はこんな本です

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