漢方読みの漢方知らず―西洋医が見た中国の伝統薬 (DOJIN選書 6)

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著者 : 吉田荘人
  • 化学同人 (2007年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759813067

漢方読みの漢方知らず―西洋医が見た中国の伝統薬 (DOJIN選書 6)の感想・レビュー・書評

  • 著者は西洋医学を修めた医者。
    漢方以前に、薬は人体にとって異物であり、量を誤れば毒であるから、必要以上の投薬は慎むべしという考えを持った人のようだ。
    漢方薬への態度は明快極まりない。
    現在、薬で治る病は西洋薬(化学的に合成された薬)で全て対応ができる。
    わざわざ漢方を使う必要はない、と。

    そういう立場から漢方ブームを見ると、憂慮すべきことが多いのだという。
    まず、漢方を正しく処方できる医者が日本には(そして中国にも)おらず、養成する制度も整っていない制度の問題を指摘する。
    そして、漢方薬は治験も経ていないものが多く、危険でもあると。
    さらに、漢方の生薬には、複数の薬効成分が含まれているので、コントロールが難しいということもあるようだ。

    漢方薬は即効性はないけれど、じんわりと体質改善ができるとか、副作用がないというイメージは、わたしも持っていた。
    そんな状態で中国になんぞ行ったら、それこそ「漢方薬商法」にひっかかってしまうところだったかもしれない。
    正しい知識が必要だということを感じた。

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漢方読みの漢方知らず―西洋医が見た中国の伝統薬 (DOJIN選書 6)の作品紹介

西洋薬は副作用が強く、漢方薬は副作用がないと思われがちだ。しかし漢方薬には本当に副作用はないのだろうか。漢方発祥の地中国の、三千年におよぶ医学史と現在の医療事情や、著者が経験した臨床例などからの教訓をとおして、漢方のあり方を考える。知っておきたい、薬の副作用のこと、そして漢方のはなし。

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