降水確率50%は五分五分か (DOJIN選書 8)

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著者 : 村山貢司
  • 化学同人 (2007年7月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784759813081

降水確率50%は五分五分か (DOJIN選書 8)の感想・レビュー・書評

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  • タイトルを見て、このように質問されたら確かな答えが思い浮かばず、あやふやな理解で天気予報に接していたことに気がついた。そこで、本書を手に取り、読み進めることにした。
    タイトルからして確率統計論が展開されることを期待しながら読み進めたけれど、期待した内容は最初の1章で終わってしまった。章が進むにつれて、天気にまつわる総論的でいて誰にでもわかりやすい解説が続き、ややもすると雑学本のようにも思える。
    しかしながら、著者は当然ながら専門家でいらして、学術論文ではないからいちいち根拠データや引用論文が記されている訳ではないけれど、語り口には信頼感があり、安心して読み進めることができる。
    最終章では地球温暖化について見解が記されていて、身近な天気予報から始まり地球規模の思慮で終わるというスケールの大きな、懐の深い本になっている。

    本書p.182表7-1地球のCO2はどこに?では、生物がもってるCO2を1とした場合、大気35、海洋2000、化石燃料400、岩石14,000,000というデータが載っている。出展は分からないものの、一見すると、「木材を使うと大気のCO2を固定できて地球温暖化防止に効果がある」と広報する林野庁の戦略は?が付く。このことについて、研究してみたいと思う。

  • 降水確率とか、気象の用語ってよくわかっていないなと思い、タイトルにつられ読んでみました。

    まずは気象予報などの説明、雨が予報よりも降るというのは、ごく微量の雨(1mm以下)を「雨」としないからなのですね。

    台風とtyphoonは必ずしも一致しない、気候変動による異常気象の多発など、我々がついつい単純化して考えがちなゆえに起こる誤りが多くあることがわかりやすく説明されています。
    天気が変わる理由、地形と天気の関係、雲の種類の話など、身近な例を考えてみると、いろんな発見があると思います。
    必然的にグローバルな視点になるのでおもしろい!エルニーニョ現象が100年後には普通のことになる、というのも興味深いです。

    気象技術というのはここ数年でも飛躍的に伸びているのですね。気象衛星ひまわりの功績を知り、先日発射されたしずくにもますます期待が高まります。

  • 天気予報はアテにならないと思ってたけど、降水確率の意味を初めて知った。でもやっぱり天気は気まぐれだと思った。

    【琉球大学】ペンネーム:masaco

  • 曇りのち雨は実際早めに雨の降り始めは予報より早いことが多いなど、気象記号の使用の定義を知って初めて分かるような話満載。あと、クリモグラフは面白い!その土地の気候を特徴が一目でわかる。

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