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この作品からのみんなの引用
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ロングテールビジネスモデルの主張は、お荷物となる下位(ロングテール)の本も多数集めれば売上への寄与が無視できない、ということであった。しかし、第6章の理論を先取りしていうと、b<1ということは書籍点数の大部分を占める普通の本が点数Nの大きさを頼りに束になってかかっても、ひと握りのビッグヒットの売上にかなわない。この結果を見る限り、書籍に関してロングテールビジネスモデルは成立しないことが、データと理論をつき合わせて見出されたことになる。
― 70ページ -
とくに平等性の指数bが1より小さい点に注目する。これはアマゾン書店の現実の売上構造においてビッグヒットとロングテールのあいだに大きな売上の格差があることを意味する。
― 70ページ -
アマゾン書店は1時間に1回順位の数値を更新しているが、おそらくその1時間のあいだの各書籍の総注文冊数を順位に反映させている。つまり1時間に複数冊売れる本が必ず上位を占め、1時間に1冊売れるのが精一杯の本はある程度以上の順位にはなれない。
― 49ページ
みんなの感想・レビュー・書評
タイトルから想像してたものと内容がかなりはなれており,結構数学を使った真面目な本だった.日本語をふんだんに用いた数学論文といった印象.
読み流せる内容ではなく,ひとまず積み.
Amazonのランキングがどのように決められているかというのを確率論で解き明かしていく数学の本。AmazonというECサイトはリコメンドなど含めて技術的にも面白い側面があるサイトということもあってタイトルに関心を持ってこの本を手に取ってみた。この本で扱っているテーマは、ランキング上位ではない書籍につけられるランキングについて。上位に食い込む書籍のランキングは販売点数で計算していると思われるが、ほ... 続きを読む »
どうやってAmazonのランキングが作られているのかを、実際のデータと数学の理論から導き出す。
1冊売れたら順位を一番にするという仕組みが想定されているが、これだったらアルゴリズムも簡単だろうな。
2011 9/14読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 以前、北大の行木孝夫先生からうかがっていたAmazonランキングは確率的順位モデルである、という話。 本にまとまっているのは知らなかったのだが、図書館の新着棚で見つけて喜び勇んで借りてきた。 あまり売れない本(ランキング上位に入らないような本、10万位~100万位のオーダーの本)をAmazonで注文すると、次回ランキング更新で順位... 続きを読む »
私の書いた本「レジデントのための血液透析患者マネジメント」は、なかなかAmazonに入荷せず、一瞬15冊入荷されましたが、その後、再び、在庫切れという状況が続いています。なんか、ビジネスチャンスを失っているような気もしますが、息の長い本になって欲しいので、まぁ、いいかと。 自分の本のAmazonの在庫状況を見ながら、ついつい目がいってしまうのが、Amazonランキング。入荷があったときには、... 続きを読む »
2011年48冊目
使われている数学は私には難しく数式を理解することはできなかったが、ざっくりいうとほとんどのモデルを作って、ほとんどの売れていない本から1冊選びランキング変化を追うだけで、Amazonの売上がロングテールからの寄与が無視できないか、一部のビッグヒットで成り立っているかがわかるという話。
数学の応用力がなんとなくわかった話でもある。
Amazonで売られている本の商品ランキング(順位)の変動をモデル化してみよう、というところから始まるお話。 ただし、ランキングの動きとして観察するのはベストセラーではなく、例えば10万位とか、20万位といった普段目をつけられていないマニアックな順位です。 一冊の本をつぶさに観察していくと突如として1万位くらいになるところからmove-to-front、つまり注文した瞬間に他のすべての本を飛び... 続きを読む »

内容が難しすぎて理解できない。ただ、ランキングが確率論の高度な数式で付けられているのは判った。しかし、アマゾンが意図的に順位をつけているのではという疑問は残る。





