「美しい顔」とはどんな顔か: 自然物から人工物まで、美しい形を科学する (DOJIN選書)
- 化学同人 (2013年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759813555
作品紹介・あらすじ
美しさと深い関係にあるといわれる「黄金比」.雪の結晶や花といった自然の美しさにひそむ「シンメトリー」.機能を追求する過程でデザインされた人工物がもつ「機能美」――.本書では,自然物か人工物かを問わず,身の回りにあふれる美しい形に隠された美の要素を探る.美しい顔に隠された秘密とは,いくつものパターンが創作された連続模様はなぜ美しいのか,橋の頑丈さを生む構造になぜ美しさも感じるのかなどを足がかりとして,ある形を美しいと感じる理由に迫る.
感想・レビュー・書評
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ふむ
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それを改めて言われましても、、、
ちなみに「顔」の話もっと聞きたいんですが、、、 -
ドラえもん、ピカチュウのような有名キャラクターの中にドコモダケを同類とぶち込む著者、
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理系的内容からのデザイン作成のアプローチ。理数系がほんとに苦手なので、キャーっという感じで読み進めました。機能美の項はすごく楽しめたのですが、表題の「美しい顔」に関しては結果出ず。もう一歩踏み込んで結果を出した、他の方の著書を読んだことがあるだけに、消化不良気味。
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テキスタイル好きなので、美しいパターンについての描写は面白かったが、タイトルになっている「美しい顔」の分析は物足りない。美しい顔=若い、日本人の、女性の顔になっているのがまず短絡的。美しい顔→若い女の容貌結び付けてそこに何も戸惑いを感じていないのが残念。また、美しいVS醜いとか、現在の美VS過去の美という比較がないのも掘り下げが不足していると思う。
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「美しい」ことの証明。
とかく感覚で語られがちな「美しい」ということを,数値やデータで証明している本。統計だったり数式だったり。人の顔,模様,自然の形,人工物,美しいものには理由がある。美しいものは強い。思っていたのとは少し違って,もっと「美しい顔」で踏み込んでいくかと思っていたが,意外とそこはさらりと終わっていた。シンメトリーの数式や,橋の形と強度の関係は,ぼんやり知っていたことの説明でなかなか面白く読んだ。 -
帯文:”比率の持つ印象と美の関係とは?自然の造形になぜ美しさを感じるのか?流線形のデザインがかっこよい理由とは?身の回りにあふれる美しい形の秘密を探る”
目次:プロローグ「美しい」とはどういうこと?、Part1 黄金比は本当に美しいのか? 第1章 形がもたらす印象 第2章「美しい顔」とはどんな顔か、Part2 シンメトリーと美の関係 第3章 連続模様とシンメトリー 第4章 自然の世界のシンメトリー、Part3 人工物の機能美 第5章 流線形はなぜ機能的なのか 第6章 橋の機能美、エピローグ なぜ美しいと感じるのか? -
読みやすい本で1時間足らずで読めた。
黄金比=美しいみたいな言説が一人歩きしているが、東洋人は正方形を綺麗と感じるなど、一概には言えないのだなと思った。
シンメトリーの項は並進シンメトリーや回転シンメトリーなど多種多様なシンメトリーを知ることができた。シンメトリーという着眼点で芸術品を見ると面白いのかも。
カオスにはアトラクターという秩序があるとは意外だった。 -
8月新着
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http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784759813555