- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784760124794
作品紹介・あらすじ
加害者側のドイツ人研究者が簡潔かつ精巧な記述でまとめたハンディなテキスト。コンパクトな分量ながら主要トピックを完全網羅、複雑な全体像を手軽に理解したい人に最適の一冊。
感想・レビュー・書評
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ユダヤ人迫害に関する本を読んだ際に、色々と知識が浅い部分があったので補完として読むことに。
主観を抜きにして、いつ、どの地で、誰が、どのようなことをしたorあったのかが淡々と綴られている。前半は年次が前後することも多く少し読みにくい印象。初見の用語もまま登場し都度検索しながら読み進めた。もう少し易しい本から手に取れば良かったかな。
巻末の関連事項をまとめた年表(1933~1969年)から先に目を通した方がざっくりとした流れが掴めるのでオススメです。
この負の歴史からたった80年ほどしか経っていないのが恐ろしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
17 世界ユダヤ主義の陰謀説が1922年のインフレ、経済破局の諸原因を単純に説明するモデルとなったために小市民階級、没落した中産階級に有効
27まで -
参考文献。
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殺に加担したのか?を、疑問に思っていたが、この疑問を解いてくれる一冊である。
ただし、文章がわかり辛く何回か読み返さないと理解できないのと、章立てが今一のため少し難解な本かもしれない。