図書館が教えてくれた発想法

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著者 : 高田高史
  • 柏書房 (2007年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760132461

図書館が教えてくれた発想法の感想・レビュー・書評

  • 以前、同じ著者の『図書館のプロが教える“調べるコツ”』(柏書房)を読んでわかりやすかったので、こちらも読んでみました。
    図書館初心者の彩乃ちゃんが、あかね市立図書館でアルバイトをしたひと夏を物語仕立てで綴っています。

    毎日図書館にいると、つい環境に慣れてしまって、利用者の視点を忘れてしまいそうになります。
    普段図書館を使わない人にとっては、図書館の数々のルールは馴染みがないものなのだということを、ちゃんと意識しておこうと思います。
    また、そんな図書館のルールを利用者にわかりやすく伝えるヒントを、本書の中でたくさん見つけることができました。
    新入生や高校生向けのオリエンテーションや図書館ツアーのときの説明に、上手く反映させたいです。

  • 図書館での本の探し方を物語風にわかりやすく説明している。
    ものすごーーーくわかりやすい!!
    図書館スタッフ必携の本ではなかろうか。

    ただ表紙の絵がいまいち・・・印刷の色味が古くさい印象を与えてしまっているのが残念な。。。

  • 説明の仕方とかが、すごい勉強になった。調べ方のコツも復習になった。、購入したいな。

  • 前作よりヲタク度が減って何より。

  • 図書館での調査のやり方がわかる本。知りたいことをタダ検索するのでなく、あるジャンルを総合的に扱っている図書にあたる「広げる探し方」が参考になった。あとは分類番号からの類推、児童書の意外な価値など、図書感を使いこなす入門におすすめ。

  • あかね市立図書館シリーズがおもしろかったので、こちらも借りた。

    図書館で一夏の間アルバイトをすることになった彩乃ちゃんに、司書である伊予さんが、毎出勤日10分間ずつレファレンスのコツを教えるおはなし。

    おもしろい!
    そして、とっても読みやすい。
    ・目的に応じた使い方をする(資料を使い分ける)
    ・調べものはイメージ
    ・絞る発想法が基本
    ・広げる発想法が応用(より大きな分類を探してみる)
    ・本の並び方にはクセがある(離れていることがある)
    ・百科事典で手がかりを探す
    ・連想ゲームで観点を増やす
    ・歴史と民俗学は幅広く使える(○○史、衣食住)
    ・参考図書は便利
    ・情報にも旬がある(インターネット、ブーム中の資料・ブーム後の資料)
    ・児童書はわかりやすい
    ・雑誌記事も使える(〈雑誌記事索引〉)
    調べているときには、焦って忘れがちなことばかりだ。
    たしかに、調べもの一つ一つが勉強だと、最近感じる。
    楽しみながら調べものができたらいいな。
    最後のほうはあまり好きではないけれど、彩乃ちゃんがほんとうに司書志望だったら身につまされるから、これでいいのかも。
    絵が丁寧でかわいい。

  • 2014年5月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
    通常の配架場所: 開架図書(3階)
    請求記号: 015.2//Ta55

  • 司書という職業に興味があったのでこの本を読んでみました。書名と表紙から図書館を舞台にした小説家と思っていたのですが、まじめなエッセイでした。
    書籍の分類方法、検索方法、レファレンス・サービスなど、図書館の仕事がどんなものかよく分かります。
    こう書くとお堅いイメージがありますが、文章は主人公(?)の女の子の観点で日記風にまとめてあるため、身構えることなくすらすら読めます。
    この本を読んで、久々に図書館に行きたくなりました。

  • 調べものに使えそうだしためになった!物語風てのが新しい…

  • 彩乃ちゃん視点なので、前回とは違うかんじ
    てか彩乃ちゃんアーティストだったのか…!笑

  • 『図書館のプロが教える“調べるコツ”』の続編のような本。
    前作同様、お話仕立てで読み易く、面白かった。

    図書館での調べものに限らず、何か疑問が沸いたりした時にどうやったら早く正確に答えにたどり着けるかという、考え方や道具の使いこなし方のコツが書かれている。
    今はネット(いわゆるインターネット検索だけでなく、OPACやカーリル、ブクログもそう)があるので、とっても便利。どしどし使っていきたい。

  • ほとんどセリフで構成されているので、とても読みやすい。
    図書館の本がどう並んでいるのか、レファレンスのとき、司書さんがどうやって調べているのかが、ざっと分かる。
    図書館に行きたくなる本かも。

    ちゃんとオチもあったしね。ちょっとびっくりしたわ。

  • 調べてみるということを、図書館で教わる。

    図書館で調べ物をするときのコツに限らず、インターネットでも使えるような調べ方のコツが書かれている。物語風でわりと読みやすい。自由研究や卒業論文をする生徒・学生、自分で調査をしている人に、ぜひ読んでもらいたい。せっぱつまってからでは、こんな穏やかな話は読んでいられないだろうから、どうか早めに。

  • 図書館に興味のある人にはとても面白いし勉強になる本。利用者にも館員にもこういうことをもっとうまく伝えられたらいいのに、と思う。

  • ためになった。

    物語ふうになってるから、とっつきやすかったし。

    今後に活かしていきたい。

  • 発想を広げて、絞り込む考え方、面白い。

  •  真面目に作ったハウツー本……でありながら、そこに留まらない「物語」となることに成功している作品である。
     簡単に紹介するならば、レファレンス、いわゆる「調べ物」を図書館で行う際のノウハウや方法論の、基礎の基礎をお話仕立てで紹介したもの。三部作の第二部となるが、前作を読んでいなくても全く問題なく楽しめる。
     ノウハウや知識部分は図書館で資料を探す時の基本的なもので、平易な説明でわかりやすい。「発想法」というタイトル通り、イメージトレーニングを含む「やってみないとわからない」部分もあるが、例題が簡単でとっつきやすいだろう。

     だがこの本の真骨頂は、実は、平易に説明されたノウハウ部分ではない。
     物語の主人公たる上田彩乃のプロフィールは、「図書館での調べ物を初心者にわかりやすく説明する」のがテーマであれば恐らく真っ先に選ばれていたであろう、新人の図書館司書や学生、あるいは調査業務に携わる若手社会人ではない。彼女は「21歳の、しかし何故か学校にも職場にも所属していないらしい、素性のあやふやな女性」であり、短期間のアルバイトとしてこの物語に登場する。
     つまり、仕事や義務や使命として図書館やレファレンスに携わるのではなく、ちょっとした異邦人として、図書館の世界に飛び込んでくるのである。
     彼女の活動の合間には、司書たちの、自分も便利に使ってはいるが複雑な思いを抱かざるを得ないインターネットへの心情や、図書館特有の問題なども挟まれているので、裏話的に読むのも面白い。

     謎めいた主人公の正体は、物語の最後に明かされるのだが、それはやや定型的ながらも、ある人物の癒しと再生を描く結末となっている。
    (ついでながら、彼女の正体については意外と丁寧な伏線が張ってあって、結末を知ってから読み返すとなかなか面白い)
     すなわちこれは、公立図書館(公共図書館)が無料貸本所ではないのはもちろんのこと、調査業務への奉仕という単純な目的すらも越えた、癒しと人間的再生の場でありうること、そういう場でありたいという、著者含む多くの図書館関係者の願いと祈りがこめられた「物語」なのである。
     その願いは決して声高に主張されることなく、あくまでさらりと描かれているのだが。


     現代の日本において、公共図書館とはどういう存在であるべきなのか。その議論は様々なものをはらんでいるけれど、この物語はそれに対する答えのひとつを提示している。
     そういう意味で、この本は、単なる調べ物のハウツーというだけではなく、図書館という存在についても考えさせてくれる、良書と言えるだろう。

  • 図書館での調べものについて、ストーリー仕立てで解説したシリーズの2作目。

    図書館でアルバイトを始めたばかりの、あまり図書館に詳しくない女の子(彩乃)に、レファレンス担当の司書が図書館での調べものの流れを順を追って、ていねいに解説してくれている。
    自分も意識せずに普段からやってるんだなという発見もあれば、なるほどなー!と参考になることもあったし、図書館に限らず普段の調べものに活かせそう。

    それでいて、各章毎にテーマは違っているようで全ては繋がっていて、連作ミステリの様相。
    彩乃がレファレンス担当の司書さんに弟子入り志願したのは何故なのか、印象的な場面で登場する「俯瞰」というキーワード、すべてがエピローグで明かされる流れなんて、まさに。

    まだまだ新米なわたしには、ベテラン司書さんならではの視点(辞書を引くのが当たり前じゃない人もいる、調べたいキーワードで検索をかけて該当しないと諦めて帰ってしまう等)に、そうなのか!と多いに参考になった。

  • 図書館事情をストーリー仕立てにしてて読みやすい本。
    本でもネットでも情報探すのにはコツが要るというか頭使うよね。ネットとの併用法も紹介されてて参考になる。

    図書館だけじゃなくて本屋でもいいんだけど、
    ネットみたいにガチガチに固まったリンクじゃない良さはあるよね。
    買うの決まってるならアマゾンで良いんだけどね。
    図書館をうまく活用して、視野を広げていきたいと思う。

  • あかね市立図書館3部作。アルバイトの女の子が先輩図書館員に「調べもの」を学ぶお話。紙資料を中心にネットの使い方にも触れている。事例集というよりは、タイトル通り「発想法」「考え方」にウェイトを置いているので、図書館関係以外にも(企画、勉強、趣味とか)色々応用が効きそう。

  • 『図書館のプロが教える〈調べるコツ〉』シリーズ三部作の二作目。
    他の二冊は登場人物も司書ばかりで、専門的というか、一つのテーマ(レファレンス)に対して目まぐるしい調査が展開されていた。
    しかし、本書は主人公を素人アルバイトの女の子にすることで、より丁寧で分かりやすく調査の方法について述べられていた。
    文体も易しく、中学生辺りからチャレンジ出来るのではないかと思う。

    本は読んで鑑賞するばかりではない。調べる道具としても便利だ。と改めて感じさせられた。

  • 登場人物や街並みまがじつに楽しそうで,物語をよむようにどんどん読めました。内容もとってもためになりました。

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図書館が教えてくれた発想法の作品紹介

だれでも納得するプロのコツ。インターネットの検索にも応用できる図書館流の調べ方。調べる学習の重要ポイントが手にとるようにわかります。

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