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- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784760146963
感想・レビュー・書評
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「北天に楽土あり」(天野純希/徳間書店)の補足として読んだ。
書状などの史料を追い、義光を中心に父義守の代から最上家改易までの動向を掘り下げたり、義光が使っていた花押や印判も紹介されている。
ところどころで史料が紹介されている。著者によって現代語訳されているので、初心者には嬉しいが、原文を読める人には物足りないと思う。
かなり駆け足で読んでしまったが、いわゆる史実(記録に残っているエピソード)を確認できたのでよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今夏、山形を訪れ、最上義光記念館(著者の消息を聞いた)や光明寺(元は上記記念館の地にあった)に行ったからね。詳しくは、ミネルヴァ版を読め、というところか。一華堂を「いっかどう」と、他書でもルビを振っているが、やはり「いっけどう」では無かろうか。
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↑2.5にしたい。
自分自身の知識不足(史料読解力不足?)だろうが
なかなか難しく読むのに苦戦した…。
ただ、最上義光は名前と伊達との関係性くらい(あと駒姫の悲劇)しか知らなかったので、
息子の義康も孫の家信もここまで若くで失っていることや、関ヶ原の戦いで上杉勢をここまで食い止めてたこと(長谷堂城の戦い)などは全く知らなかった。
57万石まで治めたのに孫の代では1万石だもんな……
いやはや栄枯盛衰を感じます。
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