「日本の伝統」の正体

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著者 : 藤井青銅
  • 柏書房 (2017年11月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760149339

「日本の伝統」の正体の感想・レビュー・書評

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  • 伝統を大切に思う気持ちは素晴らしいことだけど、それってホントに「伝統」なの? という視点を養うのにもってこいな本。

    例えば「恵方巻き」。
    私は「昔から関西にあったらしいけど、なんかコンビニが無理矢理なカンジで全国モノにして年中行事に仕立てたよねー」という程度の認識でしたが、” 関西育ちの人でも「最近はじめて知った」という人もいる” とのこと(本書31ページ)で、ビックリ。
    どうやら、昭和初期に寿司業界、戦後に海苔業界、そして現代のコンビニ業界がそれぞれ流行させようとしてきた歴史があるようで、とても興味深い話でした。

    この他、「忍者」「江戸しぐさ」「京都三大祭り」「演歌」などなど、よく見かける「伝統」について、その起源を辿りながら、それが「伝統になっていく経過」を軽妙な語り口で綴られているので、面白く楽しく、時に吹き出しながら読めてしまいます。
    単に「こうなんだよ」と結論を示すだけではなく、変化の足取りを解説してくれているので、帯文にあるとおり、まさに「伝統リテラシー」が身につく気がします。

    この本を読んでおけば、「伝統は素晴らしい!昔っからこうだったんだから、そのままであるべきだ!」なんていう、薄っぺらで硬直した思考にならずにいられるかもしれません。

  • 「伝統」で思考停止しないための基礎資料。今後「日本伝統の」と聞いたら途端に眉に唾つけるようになるだろうし、伝統を振りかざす人たちへの視線が生温かくなることだろう。
    読んだ上で「100年持ったなら十分に伝統だ」と思うもよし。本物の伝統を見つけて守るもよし。そのためには権威に盲従せずにきちんと調査して裏を取ること。

  • その「伝統」は本当に昔からのものですか!!
    「伝統」と言われるものの歴史を紹介し、「伝統」として重んじられるようになるマジックを解き明かした一冊。
    とても読みやすい本で、一気に読めました。

  • 『伝統』と言うけれど本当はどうなの?という、疑問がすっきり。
    あとがきにもあっけれど
    『「伝統があって、人間がある」のではなく「人間があって、伝統がある」。人は伝統の下僕ではありません』

    ほんま、これ。
    これにつきる。

  • 伝統が作られるのは諸外国でもあると思いますが、諸外国のケースもふまえて伝統を作ることの問題点を論じたほうがより説得力が出たのではないでしょうか。

  • 川崎大師と成田不動への初詣が盛ん 方角がいい

    節会(祝いの日)の料理だからお節料理

    箱根駅伝 昭和62年から日テレが中継開始

    明治37年1904三越できる。底からお中元、お歳暮、七五三が盛んになる

    平成10年 全国のセブンイレブンで恵方巻き

    安楽庵策伝 醒睡笑 1623 or 28 落語の祖

    京都 露の五郎兵衛が辻で、大阪では初代米沢彦八が神社境内で落語を始めた 江戸鹿野武左衛門 座敷で

    幕末から明治にかけて初代三遊亭圓朝が芝浜、文七元結、真景累ケ淵、牡丹燈籠、鰍沢、死神などつくる

    相撲 当麻蹴速と野見宿禰 野見神社、野見宿禰神社のもと

    幕末から明治のはじめ 東京 駒込 染井村に園芸業者がたくさんいた そこで、エドヒガンザクラとオオシマザクラを交配してできたのがそみよしの

    本居宣長
    敷島の大和心を人間はば朝日に匂う山桜花
    敷島、大和、朝日、山桜 煙草の銘柄 日露戦争頃
    神風特攻隊も

    平安神宮は平安遷都千百年紀年祭 1894年

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