自分の感受性くらい 新装版

著者 :
  • 花神社
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  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760218158

感想・レビュー・書評

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  • 丸ごと好きなのは表題に詩のみ。激しい戒めの言葉は今も新鮮。
    「廃屋」の「人が家を~」と「波の音」の「子供の頃と少しも違わぬ気性がいて、哀しみだけがずっと深くなって」が実感として解る年になってしまった。

  • 自分に詩集は合わないとわかった。好きなひとは好きだと思う。
    表題作「自分の感受性くらい」は、たしかにそうねと頷ける。図書館でこどもに読ませたい本に選ばれてたけど、たしかにこの詩は若者が読んどくとグサッときてプラスになりそう。

  • 凛々しい!

著者プロフィール

1926年、大阪生まれ。詩人、エッセイスト。1950年代より詩作を始め、53年に川崎洋とともに同人雑誌「櫂」を創刊。日本を代表する現代詩人として活躍。76年から韓国語を学び始め、韓国現代詩の紹介に尽力した。90年に本書『韓国現代詩選』を発表し、読売文学賞を受賞。2006年死去。著書として『対話』『見えない配達夫』『鎮魂歌』『倚りかからず』『歳月』などの詩集、『詩のこころを読む』『ハングルへの旅』などのエッセイ集がある。

「2022年 『韓国現代詩選〈新版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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