社会構成主義のプラグマティズム: 臨床心理学の新たなる基礎

著者 :
制作 : 若島 孔文 
  • 金子書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760826100

感想・レビュー・書評

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  • 社会構成主義を知ったことは、わたしにとっては大きな救いで、仕事の仕方だけでなく日常生活そのものの束縛からの解放、自由の獲得につながる出来事だったのだから無碍にはできないのだが、そうそう気楽なものでもなく、気鋭の学者や臨床家に従えば結構な難物と化す。
    社会構成主義じたいが、実のところ研究の対象となりうべきものなのかどうなのか、もしそうだとしてもこれはやはりメタ理論なのではなかろうか。現場の自由の後にやって来る理論、というような。
    現象学についてのおさらいができたことは収穫だった。やはり気楽で困難なこの道を進みたいもんである。

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著者プロフィール

1962年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程を経て、現在、明治大学文学部准教授。専門は社会学。著書に『いじめの社会理論』『いじめの構造』、論文「学校の秩序分析から社会の原理論へ:暴力の進化理論・いじめというモデル現象・理論的ブレークスルー」(『岩波講座 現代 第8巻 学習する社会の明日』)などがある。

「2018年 『子どもの人権をまもるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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