自己変容という物語: 生成・贈与・教育 (自己の探究)

著者 : 矢野智司

• 金子書房 (2000年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[cais121さんの感想 · 2012年5月7日]

高校生の時に頂いた本。全貌をきちんと読み込むのに時間がかかったが、多義に亘る内容の充実性と読みやすさは素晴らしい。バタイユの理論を引用しながらまとまった展開を綴る。

著者プロフィール

1954年神戸生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。香川大学教育学部助教授をへて、1992年より京都大学教育学部助教授。2002年より京都大学大学院教育学研究科教授（臨床教育学講座）。博士（教育学）。専門は、教育人間学、臨床教育学。著書に『子どもという思想』『ソクラテスのダブル・バインド』『自己変容という物語』『動物絵本をめぐる冒険』『意味が躍動する生とは何か』『贈与と交換の教育学』『幼児理解の現象学』『大人が子どもにおくりとどける40の物語』などがある。

「2015年 『講座スピリチュアル学　第5巻　スピリチュアリティと教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」