脳と身体の動的デザイン―運動・知覚の非線形力学と発達 (身体とシステム)

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著者 : 多賀厳太郎
  • 金子書房 (2002年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784760895151

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脳と身体の動的デザイン―運動・知覚の非線形力学と発達 (身体とシステム)の感想・レビュー・書評

  • [ 内容 ]
    ヒトというシステムの動作原理の解明をめざすユニークな研究の成果。
    二足歩行はなぜ可能なのか?
    乳児の発達はなぜU字型をたどるのか?
    脳と身体のダイナミクスを、非線形力学・制御理論・脳神経生理学・発達心理学の領域を横断しながら考察する。

    [ 目次 ]
    1章 運動と自己組織(生きている状態としての運動;自己組織現象としての運動;制御として見た運動;運動の生理学)
    2章 歩行における脳と環境の強結合(グローバルエントレインメント(global entrainment) ヒトの歩行の再現 合目的性と自己組織性)
    3章 身体の自由度問題と脳のバインディング問題(運動における自由度の凍結(freezing)と解放(freeing) 脳における同期と非同期)
    4章 初期発達過程におけるU字型現象(運動の分化と統合;乳児の視覚世界;運動感覚統合のU字型現象)
    5章 脳と身体のデザイン原理

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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 今日買った感情についての本と同じアフォーダンスの棚にあったものを購入。

    ぜーんぜんだめ。「僕こんなにたくさん知ってるもーん」で終わり。アフォーダンス系ってなんでこんなの多いの?そのうちトンデモ系とかスピリチュアル系と一緒にされちゃうぞ。もっと煮詰めて出さなきゃ。新書ならまあまあってとこだったのに。

    人類に何をもたらそうとしてるのか見えない。



    ■帯「ヒトというシステムの動作原理の解明をめざすユニークな研究の成果」
     二足歩行はなぜ可能なのか?乳児の発達はなぜU字型をたどるのか?脳と身体のダイナミクスを、非線形力学・制御理論・脳神経生理学・発達心理学の領域を横断しながら考察する。編集:佐々木正人・國吉康夫

  • 前半は、二足歩行のシュミレーションモデルから得られた知見に関するもので、後半は赤ちゃんの行動から得られた知見に関するもの。

    二足歩行モデルにおいて重要なことは、このモデルでは歩きや走りに対応した明確な記号が制御元から与えられるわけではなく、外界・身体・神経系全てがまとまって力学系の相空間をなし、リミットサイクルによって歩行が形成され、自発的に歩きや走りが起こるということである。さらに、上位の制御系を加えることによって、障害物をまたぐなどの目的に即した行動も起こすことができる。この議論に関しては、力学系の言葉を用いてかなりはっきりと書かれていてわかりやすい。とにかく行動がシステム内で自発的に組織化され、ソウハツされるということである。

    後半の赤ちゃんの行動・認知に関するU字型変化をめぐる議論はさらに力が入っている。U字型変化とは、赤ちゃんが生まれた時からある意味で高い能力を持つ運動パターンや認知能力が生後2ヶ月の頃一度落ちるように見える現象のことである。

  • CPGと歩行を結びつけた研究者の本.結構面白い.

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