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- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784761100810
感想・レビュー・書評
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茶会の記録を茶会記または会記という。後日になって一会の茶会を偲ぶための記録でもある。茶会記には、茶会の席で使用した茶道具の作者、由緒などが記録されている。客を招きもてなした茶道具並びに茶道具の取り合わせを記録する茶会記は保存されて長い歴史にわたって伝えられてきた。中でも松屋会記や天王寺屋茶会記は有名である。また八幡市立松花堂美術館では、特別展「松花堂茶会記と茶の湯の世界」を平成14年に開催し、茶会記を中心とした展示によって茶人の美意識を伝えている。
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殆ど叙述がなく名詞の羅列だけの茶会記がかくも豊かな歴史を物語る。勿論それを読み解く谷晃も凄い人だ。
素晴らしい文化だ。
私は「茶会記」に適う「庭会記」の様式の確立を模索しているのだが、分不相応な野望だろうか。
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